カートは空です。
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禁色、バラ色ダンス、肉体の叛乱、病める舞姫…。三島由紀夫を、渋沢龍彦を、瀧口修造を、種村季弘を、時代の先達を惑乱した、土方巽の捩れる肉体。舞踏(Butoh)が世界に広がる今、その闇のうぶ声にもう一度、目を剥く。未発表を含む350点以上の写真で網羅する、完全なる土方巽。その舞踏の全てがここに。
森下隆(もりした・たかし)1950年福井県生まれ。早稲田大学文学研究科前期課程修了。1972年からアスベスト館での舞台制作に関わり、土方巽の死後、土方巽記念資料館の設立と運営に携わる。現在、慶應義塾大学アート・センター所員。土方巽アーカイヴを担当。主な著書に『土方巽 舞踏譜の舞踏—記号の創造、方法の発見』(慶應義塾大学アート・センター、2010年)、編著に『土方巽の舞踏―肉体のシュルレアリスム 身体のオントロジー』(慶應義塾大学出版会、2003年)、『不世出の舞踏家 土方巽』を秋田魁新報に連載(2011年1月~2014年3月、毎土曜日)。
・「信濃毎日新聞」(2014年12月14日)にて、本書の書評が掲載されました。・「東京新聞(中日新聞)」(2015年1月11日)にて、本書の書評が掲載されました。・「北海道新聞」(2015年1月25日)にて、本書の書評が掲載されました。(評者:河内厚郎(演劇評論家))・「東京新聞」(2022年5月29日)で紹介されました。