カートは空です。
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「近代」、「アメリカ統治下」、「復帰後」、「90年代以降」と、4つに区分した時期の中で、特に重要な作品を厳選。山之口貘の詩から、芥川賞受賞作4作品を含む36篇に加え、作家書き下ろしのコラムも所収。
岡本恵徳(おかもと・けいとく)1934-2006年。琉球大学教授、沖縄大学教授をつとめる。著書に『現代沖縄の文学と思想』(沖縄タイムス社、1981年)、『沖縄文学の地平』(三一書房、1982年)、『「ヤポネシア論」の輪郭─島尾敏雄のまなざし』(沖縄タイムス社、1990年)、『現代文学に見る沖縄の自画像』(高文研、1996年)、『沖縄文学の情景』(ニライ社、2001年)等がある。没後、『「沖縄」に生きる思想──岡本恵徳批評集』(未來社、2007年)が出版された。高橋敏夫(たかはし・としお)早稲田大学文学部教授。著書は、『ゴジラが来る夜に』(集英社文庫、1999年)、『理由なき殺人の物語─「大菩薩峠」をめぐって』(廣済堂出版、2001年)、『藤沢周平』(集英社新書、2002年)、『「いま」と「ここ」が現出する』(勉誠出版、2009年)、『井上ひさし 希望としての笑い』(角川新書、2010年)、『時代小説はゆく! 「なかま」の再発見』(原書房、2013年)等多数。『戦争×文学』全集(集英社)では、第20巻『オキナワ 終わらぬ戦争』(2012年)他を編集した。本浜秀彦(もとはま・ひでひこ)文教大学国際学部教授。比較文学、日本研究(地域文化論)。著書に、Writing at the Edge (Diss. University of Pennsylvania, 2005: UMI 2005)、『マンガは越境する!』(共編著、世界思想社、2010年)、『島嶼沖縄の内発的発展―経済・社会・文化』(共編著、藤原書店、2010年)、『手塚治虫のオキナワ』(春秋社、2010年)ほか。現在『琉球新報』文芸時評担当。