カートは空です。
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東日本大震災以来、アーカイブズ・文化財保護の現場は、新たな課題に直面している。災害により失われた人と人のつながりをどう再構築するか。有形の文化遺産を災害からどう守るか。被災した紙資料をいかに復旧し保護するか。歴史学・民俗学・言語学・アーカイブズ学などの諸分野が結集し、文化資源保全と地域文化復興の方途を探る。
木部暢子(きべ・のぶこ)1955年生まれ。国立国語研究所教授。専門は日本語方言学。主な著書に、『鹿児島県のことば』(共編著、明治書院、1997年)、『西南部九州二型アクセントの研究』(勉誠出版、2000年)、『方言の形成』(共著、岩波書店、2008年)など。