ゲンダイニホンノトショカンコウソウ

現代日本の図書館構想

戦後改革とその展開
今まど子・高山正也 編著
ISBN 978-4-585-20022-2 Cコード 1000
刊行年月 2013年7月 判型・製本 A5判・並製 300 頁
キーワード 図書館

定価:3,080円
(本体 2,800円) ポイント:84pt

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書籍の詳細

日本の図書館はいかに構築され、なにが実現され、なにが課題として残されているのか。
出発点である戦後占領期から、現在に至る様々な組織・しくみが構築された80年代までを中心に、図書館法、Japan Library School、国立国会図書館など、戦後図書館史のエポックを検討する。

 

 

目次
はしがき 高山正也
展望 高山正也
前田多門とシビックス(civics)概念の提唱 高山正也
金森徳次郎と草創期の国立国会図書館 春山明哲
CIEインフォメーション・センターの活動 今まど子
資料紹介:日本の新しい図書館学校 ロバート・ダウンズ(今まど子訳)
ドン・ブラウンと再教育メディアとしての図書館 三浦太郎
ロバート・ギトラーと日本図書館学校 高山正也
福田直美と1959年のアメリカ図書館研究調査団 小出いずみ
占領下日本における図書館法制定過程 三浦太郎
図書館社会教育論の実体 佃一可
図書館問題研究会の成立と展開 佃一可
図書館流通センターとはなにか 佐藤達生
インタビュー:日本図書館学校の思い出 今まど子
日本図書館史年表 村上篤太郎
プロフィール

今まど子(こん・まどこ)
中央大学名誉教授

高山正也(たかやま・まさや)
慶應義塾大学名誉教授、国立公文書館館長

書評・関連書等

・「日本経済新聞」(2013年10月20日)にて、本書の書評が掲載されました。
・「情報管理」Vol.56 No.11(2014年2月号)にて、本書の書評が掲載されました。
・「専門図書館」No.263(2014年1月)にて、本書の書評が掲載されました。(評者:田村靖広(後藤・安田記念東京都市研究所市政専門図書館))

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