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「思想善導」機関としての役割を担った戦前の図書館の歴史から情報統制の問題を再確認し、子どもたちが情報を得る権利を支援する教育環境としての学校図書館の在り方・未来像を提唱する。人権をベースに子どもの「学び」と「育ち」を考える。
渡邊重夫(わたなべ・しげお)北海道学芸大学(現北海道教育大学)札幌校卒業。藤女子大学教授を経て、現在は北海道教育大学学校・地域教育研究センター共同研究員、北海学園大学などで非常勤講師。日本図書館情報学会会員、日本図書館研究会会員。著書に『図書館の自由と知る権利』(青弓社、1989年)、『子どもの権利と学校図書館』(青弓社、1993年) 、『図書館の自由を考える』(青弓社、1996年)、『司書教諭という仕事』(青弓社、1999年)、『学校図書館概論』(図書館情報学の基礎14)(勉誠出版、2002年)、『司書教諭のための学校経営と学校図書館』(学文社、2003年)、『学習指導と学校図書館』第3版(メディア専門職養成シリーズ3)(学文社、2013年)、『学校図書館の力―司書教諭のための11章―』(勉誠出版、2013年)、『学校図書館の対話力―子ども・本・自由―』(青弓社、2014年)、『学校経営と学校図書館』(青弓社、2015年)(いずれも単著)がある。
「日本図書館情報学会誌」64巻2号(2018年7月)にて、本書の書評が掲載されました。(評者:金沢みどり(東洋英和女学院大学人間科学部))