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日本・中国・韓国の3か国から各33名、近世の代表的思想家を紹介。単なる技術の学ではなく、儒学を基調として、自己修養や自然への畏敬など「心」を重んじる実心実学思想は、東アジア世界の独自かつ共通の知的達成であった。近代以降を席巻した西洋の知的体系が大きな見直しを迫られるいま、東アジア独自の知の源泉を再認識する。
小川晴久(おがわ・はるひさ)東京大学大学院卒業(東洋史(修士)、中国哲学(博士課程単位取得退学))。現職は東京大学名誉教授。専門分野は東アジア思想史。主な著作・論文に『三浦梅園の世界』(花伝社 、1989年)、『朝鮮実学と日本』(花伝社、1994年)、『実心実学の発見』(編著、論創社、2006年)。張践(ちょう・せん)中国人民大学哲学院本科卒業(学士)。現職は中国人民大学継続教育学院教授。主な著作・論文に『中国宗教通史』、『中国古代政教関係史』、『儒学と中国宗教』。金彦鍾(きん・げんしょう)中華民国(台湾)国立師範大学卒業。現職は高麗大学漢文学科教授。専門分野は経学。主な著作・論文に『丁茶山論語古今注原意総括考徴』、『漢字的根』。