セイコウシテイタニッポンノゲンバクジッケン

成功していた日本の原爆実験

隠蔽された核開発史
ロバート・ウィルコックス 著/矢野義昭 訳
ISBN 978-4-585-22246-0 Cコード 1020
刊行年月 2019年7月 判型・製本 A5判・並製 450 頁
キーワード 戦争,日本史,近現代

定価:4,950円
(本体 4,500円) ポイント:135pt

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書籍の詳細

米国の最高機密情報を増補した第3版を米国に先駆けて出版

CIA機密調査班の調査が、日本の核開発はとん挫したという定説を覆す。
1945年8月12日早朝、北朝鮮興南沖にて海上爆発に成功していた。
海上爆発特有のきのこ雲の発生を日本人仕官が証言、傍証多々。
資源は主に北朝鮮で採掘精錬、興南はアジア最大の軍事工場。
爆発数時間後、ソ連軍侵攻占領、科学技術者たちを拉致拷問。
戦後、ソ連、中国、北朝鮮の核開発の拠点になった興南。
占領下の尋問調査での日本人科学者たちの証言を否定。

 

 

目次
まえがき
第1部 終戦直後の核実験情報
第2部 収集と分析
第3部 明らかになった日本の核開発能力
第4部 死にもの狂い
第5部 残された謎 
参考文献リスト
解説
プロフィール

ロバート・ウィルコックス(Robert K. Wilcox)
1943年生まれ。作家、ジャーナリスト。専門は軍事史。
ニューヨークタイムズ他の新聞社・雑誌に寄稿。10冊以上の著作を発表している。

矢野義昭(やの・よしあき)
昭和25年生まれ、京都大学工学部機械工学科卒、同文学部中国哲学史科卒。国家生存戦略研究会会長、日本安全保障戦略研究所上席研究員、防衛法学会理事、日本国史学会会員、岐阜女子大学特別客員教授。拓殖大学博士(安全保障)。
著書『危機対策必携マニュアル―天災・人災・戦災に備える』(勉誠出版)、『軍拡中国に対処する』(勉誠出版)ほか。

書評・関連書等

「メディア展望」No.695(2019年11月1日)に書評が掲載されました。
 →評者:信太謙三(元東洋大学教授)

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