平川祐弘決定版著作集
ハーンは何に救われたか
平川祐弘 著
刊行年月:2017年8月
ISBN:978-4-585-29415-3
横浜に上陸したハーンは青い瞳の混血児を見てハッとした。
ダブリンの少年時代のみじめな自分を思い出したからである。
そんなハーンはいかにして捨子の境涯から脱け出し、救われたか。
Un homme qui se baigne ...
ダブリンの少年時代のみじめな自分を思い出したからである。
そんなハーンはいかにして捨子の境涯から脱け出し、救われたか。
Un homme qui se baigne ...
定価:6,600円
(本体 6,000円)ルネサンスの詩
城と泉と旅人と
平川祐弘 著
刊行年月:2017年7月
ISBN:978-4-585-29419-1
城と泉と旅人に象徴される華やかで明るいルネサンス期のイタリアとフランス。そこで生まれ、そのういういしく清新な調べが近世ヨーロッパの誕生を告げた詩人たちの肖像を綴る。優越するイタリア・ルネサンス文明に直面して苦闘するフランス詩人の「仏魂伊才」...
定価:4,620円
(本体 4,200円)夏目漱石
非西洋の苦闘
平川祐弘 著
刊行年月:2017年3月
ISBN:978-4-585-29403-0
西洋を学びつつも西洋本位の枠組にとらわれず、自己を生かそうと苦闘したロンドンの漱石―
そんな漱石に触発された日本留学の魯迅―
そんな漱石に触発された日本留学の魯迅―
定価:5,280円
(本体 4,800円)小泉八雲
西洋脱出の夢
平川祐弘 著
刊行年月:2017年5月
ISBN:978-4-585-29410-8
「信頼できる最大の批評家は読者である。それも日々の読者でなく、何代にもわたる読者である」ハーンの東大講義を引いて平川は結論する、「小泉八雲ことハーンを読者の今なお好しとしている」と。
日本人の心をとらえたハーンの魅力を鮮やかに蘇えらせ...
日本人の心をとらえたハーンの魅力を鮮やかに蘇えらせ...
定価:5,280円
(本体 4,800円)小泉八雲と神々の世界/ラフカディオ・ハーン
植民地化・キリスト教化・文明開化
平川祐弘 著
刊行年月:2018年10月
ISBN:978-4-585-29412-2
定価:11,000円
(本体 10,000円)平和の海と戦いの海
二・二六事件から「人間宣言」まで
平川祐弘 著
刊行年月:2017年1月
ISBN:978-4-585-29406-1
信頼すべき日本とは何か―
日米戦争の最中、グルー大使は青年将校に殺された重臣斎藤實をI admired, respected, and loved と讃えた
日米双方の当事者の目で見た二・二六事件から「人間宣言」まで
日米戦争の最中、グルー大使は青年将校に殺された重臣斎藤實をI admired, respected, and loved と讃えた
日米双方の当事者の目で見た二・二六事件から「人間宣言」まで
定価:4,180円
(本体 3,800円)書物の声 歴史の声
平川祐弘 著
刊行年月:2017年10月
ISBN:978-4-585-29433-7
「人生は短い。人はどんどん死んでいる。そんなつまらぬ本を読んでどうする」
そう言って憚らぬ著者が、戦前・戦後の懐かしい書物を語り、歴史の裏表にふれる。
学際的・国際的に活躍した平川の随筆は反大勢(ハンタイセイ)的で「偏見」まで面...
そう言って憚らぬ著者が、戦前・戦後の懐かしい書物を語り、歴史の裏表にふれる。
学際的・国際的に活躍した平川の随筆は反大勢(ハンタイセイ)的で「偏見」まで面...
定価:8,800円
(本体 8,000円)破られた友情
ハーンとチェンバレンの日本理解
平川祐弘 著
刊行年月:2017年6月
ISBN:978-4-585-29411-5
日本研究の先輩、後輩として互いに認めあい、敬しあった二人だったが、ハーンの死後、チェンバレンのハーン評価は突如大きく変わった。
日本理解とは西洋人をまきこむ精神のドラマである。
日本理解とは西洋人をまきこむ精神のドラマである。
定価:4,620円
(本体 4,200円)