セッキ テンノウ サブカルチャー

石器・天皇・サブカルチャー

考古学が解く日本人の現実
竹岡俊樹 著
ISBN 978-4-585-22085-5 Cコード 0021
刊行年月 2014年5月 判型・製本 四六判・上製 304 頁
キーワード 社会学,古代,近現代

定価:3,300円
(本体 3,000円) ポイント:90pt

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書籍の詳細

考古学、日本史学、民俗学、言語学、先史学、人類学を総合し、「人類史学」を構築。
人類・人間観を定点として、日本の古代から現代までの文化を分析。私たちが直面する問題を解くメタ学問を提示する。

①先史学・考古学から、人類と人間の成立の過程について述べる。それによって私たちの特徴が明らかになる。これが本書の定点である。
②①を基礎として、民俗学と日本史学の資料を用いて、古代から近世の象徴的な世界を明らかにする。
③②を用いて、古代から現在まで続く天皇という存在を解く。
④戦後、経済の発展に伴って現れた、感性によって作られた世界(かわいい文化、幻のヨーロッパなど)を明らかにする。
⑤同じ時代に現れ、日本社会を殲滅しようとしたオウム真理教を分析する。

 

 

目次
目 次
はじめに
第一章 人類と人間はどのようにして形成されたのか
第二章 世界の枠組み―位相について
第三章 イメージの世界―往生要集
第四章 穢と救済
第五章 神の位相
第六章 天皇の世界
第七章 そして、現代の日本
第八章 もう一つの現実―オウム真理教事件
あとがき
プロフィール

竹岡俊樹(たけおか・としき)
1950年京都府生まれ。明治大学史学地理学科卒業、東京教育大学日本史学科修士課程卒業、筑波大学歴史人類学研究科博士課程単位取得退学、パリ第6大学(ピエールとマリーキューリー大学)第4紀地質学博士課程修了。パリ第6大学博士。
現職は共立女子大学非常勤講師。

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