シンガンロンソウキンインタガジョウノヒ

真贋論争「金印」「多賀城碑」

揺れる古代史像、動かぬ真実は?
安本美典 著
ISBN 978-4-585-22556-0 Cコード 0021
刊行年月 2015年9月 判型・製本 A5判・上製 368 頁
キーワード 日本史,古代,考古

定価:3,080円
(本体 2,800円) ポイント:84pt

数量 :
remove add
書籍の詳細

福岡県志賀島出土とされる「漢委奴国王」の金印は本物か偽物か。
そして、「多賀城碑」は、江戸時代初期の偽造物である。
国宝や重要文化財への真贋の疑惑。真実をどこまで追いつめることができるか。

 

 

目次
第一部 奴国の滅亡と邪馬台国の勃興―「漢委奴国王」金印は、ほんものなのか
 第1章 金印の語るもの―なぜ、そこから出たのか
 第2章 二つの金印をめぐる真贋論争―偽作者たちの影
 第3章 「漢委奴国王」は、なんと読むか―「漢の委の奴国王」と読むのは、妥当である
 第4章 「委国の極南界」とは、なにを意味するか―金印奴国時代の遺跡・遺物は、どこから出ているか?
 第5章 奴国はいつ滅び、卑弥呼はいつ女王になったか―西暦二八〇年~三三〇年の五〇年間におきたこと
 第6章 邪馬台国は、どこから勃興したのか―北九州東北部から興り、筑前川上流域に都した?

第二部 重要文化財「多賀城碑」は、江戸時代初期の偽造物である―奈良時代資料にあらわれない字体の文字が使用されている

第三部 三つの贋作騒動―広重『東海道五捨参次』の原画・三角寛のサンカ研究・『東日流外三郡誌』
プロフィール

安本美典(やすもと・びてん)
1934年、中国東北(旧満洲)生まれ。
京都大学文学部卒業。文学博士。産業能率大学教授を経て、現在、古代史研究に専念。『季刊・邪馬台国』編集責任者。情報・古学会会員。
専攻は、日本古代史、言語学、心理学。
『大和朝廷の起源』(勉誠出版)などの、本シリーズの既刊15点以外の主な著書に、次のようなものがある。
日本古代史関係…『神武東遷』(中央公論社)、『卑弥呼の謎』(講談社)、『邪馬台国への道』(筑摩書房)、『研究史邪馬台国の東遷』(新人物往来社)、『吉野ケ里遺跡と邪馬台国』(大和書房)、『奴国の滅亡』(毎日新聞社)、『新説:日本人の起源』(宝島社)、『邪馬台国はその後どうなったか』(廣済堂出版)、『日本誕生記Ⅰ、Ⅱ』『邪馬台国の真実』(PHP研究所)など。
言語学関係…『日本語の誕生』(大修館書店)、『日本語の成立』(講談社)、『日本語の起源を探る』『卑弥呼は日本語を話したか』(以上、PHP研究所)、『日本人と日本語の起源』(毎日新聞社)、『言語の科学』(朝倉書店)、『言語の数理』(筑摩書房)など。

書評・関連書等

「出版ニュース」(2015.12上旬号)の「Book Guide」欄にて、本書の紹介文が掲載されました。

おすすめ

  [詳細]
文化情報学事典

文化情報学事典

村上征勝 監修/金明哲・小木曽智信・中園聡・矢野桂司・赤間亮・阪田真己子・宝珍輝尚・芳沢光雄・渡辺美智子・足立浩平 編
定価:19,800円
(本体 18,000円)
ビジュアル資料でたどる 文豪たちの東京

ビジュアル資料でたどる 文豪たちの東京

日本近代文学館 編
定価:3,080円
(本体 2,800円)
スイス使節団が見た幕末の日本

スイス使節団が見た幕末の日本

横浜市ふるさと歴史財団・ブレンワルド日記研究会 編
定価:10,780円
(本体 9,800円)
「本読み」の民俗誌

「本読み」の民俗誌

川島秀一 著
定価:3,850円
(本体 3,500円)
twitter
サイドエリア 総合目録
ショッピングカート