ゲンジモノガタリヲエンシュツスルコトバ

『源氏物語』を演出する言葉

吉村研一 著
ISBN 978-4-585-29159-6 Cコード 3095
刊行年月 2018年2月 判型・製本 A5判・上製 336 頁
キーワード 日本語,古典,平安,中古

定価:7,700円
(本体 7,000円) ポイント:210pt

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書籍の詳細
物語の世界観を創り上げたことばたち

『源氏物語』における初出語、初出複合語など、特徴的な言葉を精査し、書き分けられた言葉づかいの違い、互換的に用いられた言葉づかいの意味などを考察する。
さらにはそれらの言葉によって、物語世界がどのように構築されているかを明らかする。

 

 

目次
巻頭言    神田龍身
序 章
第一章 感情表現としての「笑い」について
第二章 感情表現「泣き」について
第三章 「かをる」と「にほふ」について
補論 「飽かざりしにほひ」について―「飽かざりしにほひ」は薫なのか匂宮なのか
第四章「あえか」について
第五章 光源氏を絶対化する言葉について
補論「かろがろし」が果たした役割
第六章「罪」と「恥」に関わる言葉について
終 章
あとがき
論文初出一覧
『源氏物語』初出語一覧
プロフィール

吉村研一(よしむら・けんいち)
1952年東京都生まれ。1976年慶應義塾大学経済学部卒業。1999年日本石油株式会社(現JXホールディング)退職。2014年 学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程修了。博士(日本語日本文学)。
現在、学習院大学文学部助教。

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