杜甫研究年報1
トホケンキュウネンポウ ソウカンゴウ

杜甫研究年報 創刊号

日本杜甫学会 編
ISBN 978-4-585-29441-2 Cコード 3098
刊行年月 2018年4月 判型・製本 A5判・並製 116 頁
キーワード 漢文,詩歌,古典,中国

定価:2,200円
(本体 2,000円) ポイント:60pt

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書籍の詳細

「詩聖」杜甫。
その詩は、それ以前の詩の総括であるとともに、以後の中国詩の出発点でもある。
日本においては、五山の僧の崇敬、芭蕉の傾倒があり、明治以後も、中江兆民・島崎藤村・正岡子規を始め、知識人・国民の間で、その親愛の念は一貫して揺るがないものだった。漢文教育においても、杜甫の詩は教材の中で重要な位置を占めてきた。
世界における杜甫への関心を見つめつつ、変転する時の中で無窮の未来に向かって杜甫研究を発展させ続ける一冊。

 

 

目次
創刊の辞 下定雅弘
杜甫を育くんだ世界―継祖母盧氏の家族観を手掛に― 松原朗
「家中」とは妻のことか―杜甫「縛鶏行」について― 後藤明正
菅家と杜詩―杜甫詩集在菅家廊下― 丹羽博之
台湾における最近三十年間の杜甫研究要説及び論著集録(一九八五~二〇一五)
李奇鴻・陳安琪(加藤聰 訳)
香港における近年の杜甫研究概況 呂家慧・陳偉強(加藤聰 訳)
最近の韓国における杜甫研究の動向 金卿東・金銀雅(豊福健二 訳)
日本における杜甫関連著書一覧及び解題(一八九七〜二〇一七)
大橋賢一・加藤聰・紺野達也
日本における杜甫研究集録(二〇一五〜二〇一六)大橋賢一・加藤聰・紺野達也

日本杜甫学会会則・編集後記
プロフィール

日本杜甫学会(にほんとほがっかい)
杜甫は詩聖だといわれ、杜甫の詩は、彼以前の詩の総括であるとともに、以後の中国詩の出発点でもある。同時にそれは全ての中国詩へ、さらに広く深く読者を誘ってくれる力強い導き手でもある。それゆえ、五山の僧の杜甫への崇敬があり、江戸の芭蕉の杜甫への傾倒があり、明治以降も、中江兆民・島崎藤村・正岡子規を始めとして、知識人・国民の間で、杜甫への親愛の念は一貫して揺るがないものであった。漢文教育の衰退と貧困が歎かれる中でも、杜甫の詩は教材の中で重要な位置づけを占めてきた。この多くの人々の顕在する、あるいは潜在する思いを我がものとして、日本杜甫学会を設立。

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