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近代日本語の形成と欧文直訳的表現

八木下孝雄 著
ISBN 978-4-585-28040-8 Cコード 3081
刊行年月 2018年5月 判型・製本 A5判・上製 232 頁
キーワード 日本語,言語

定価:7,150円
(本体 6,500円) ポイント:195pt

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書籍の詳細
「バタくさい」文章はどのようにして生まれたか?

近代、西欧の言語は、日本語の語彙・文法・文体等に大きな影響を与えた。
とくに、欧文を直訳的に翻訳した表現は、新たな発想を促し、表現構造を産むことで、日本語を活性化させてきた。
今もなお日本語に根付く欧文直訳的表現は、外国語を受け入れるなかで、どのように生成・受容されてきたのか?
英語教育における欧文訓読を鍵に、文・句・文法のレベルで翻訳を捉え、近代語の成立過程の一端を明らかにする。

★欧文直訳的表現とは…
「one of the …est/最も…のなかの一つ」、「 from the … point of view/…の見地からすれば」のように、近代において、欧文を直訳したことであらわれたとされる日本語表現のこと。

 

 

目次
はじめに
序章

第1部 英語教育・英語学習における訳出法
第1章 New National 1st Reader における訳出法
第2章 New National 2nd Reader における訳出法
第3章 New National 3rd Reader における訳出法
第4章 第1部のまとめ

第2部 翻訳文における訳出法
第1章 The Boscomb Valley Mysteryの翻訳における訳出法
第2章 Self-Helpの明治期翻訳における訳出法
第3章 第2部のまとめ

第3部 翻訳以外の文章における欧文直訳的表現
第1章 夏目漱石の文章における欧文直訳的表現
第2章 芥川龍之介の文章における欧文直訳的表現
第3章 第3部のまとめ

終章
おわりに
プロフィール

八木下孝雄(やぎした・たかお)
1980年生まれ。国立国語研究所非常勤研究員、明治大学兼任講師、二松学舎大学非常勤講師、都留文科大学非常勤講師。専門は国語学、特に明治期以降の外国語の翻訳からの表現の研究。
主な論文に「Self-Helpの明治期翻訳二種に見る訳出の様相―関係代名詞節を対象に―」(『文学・語学』207号、全国大学国語国文学会、2013年11月)、「近代日本語における欧文直訳的表現(特集 翻訳と日本語)」(『日本語学』35巻1号、明治書院、2016年1月)、「欧文直訳的表現について」(『日本近代語研究』第6巻、ひつじ書房、2017年3月)。

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