コンジャクモノガタリシュウナントセイリツトユイシキガク

今昔物語集南都成立と唯識学

原田信之 著
ISBN 978-4-585-10099-7 Cコード 3090
刊行年月 2005年3月 判型・製本 A5判・上製 480 頁
キーワード 仏教,説話,中古

定価:17,050円
(本体 15,500円) ポイント:465pt

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書籍の詳細

本書は、長年にわたって論争が行われてきたにもかかわらず未解決のままであった『今昔物語集』の成立圏の問題を正面から取り上げ、その解明を試みたものである。『今昔〜』の成立に関しては、これまで天台成立説が有力とされてきたが、それに対し、内部徴証に反すると否定されてきた南都成立説を取り上げ、内部徴証・外部徴証の両面から総合的に検討する。



書評掲載情報
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目次
口 絵

序 論 成立論争と南都法相系成立説

第一編 天竺部考
 第一章 『今昔物語集』天竺部仏伝説話の意味
 第二章 『今昔物語集』天竺部「仏後」「仏前」の意味
 第三章 『今昔物語集』天竺部と前生譚・本生譚
 第四章 『今昔物語集』天竺部の構成

第二編 震旦部考
 第一章 『今昔物語集』震旦部五時教判の意味
 第二章 『今昔物語集』震旦部の孝養譚
 第三章 『今昔物語集』震旦部巻九の編纂意図
 第四章 『今昔物語集』震旦部の上限年代の意味

第三編 本朝部考
 第一章 『今昔物語集』における「今昔」の意味
 第二章 『今昔物語集』の「仏法」と「世俗」
 第三章 『今昔物語集』巻一一の日本仏法伝来史群の意味
 第四章 『今昔物語集』と『日本往生極楽記』の関係
 第五章 『今昔物語集』における「末世」の意味

第四編 南都成立疑問説の検討
 第一章 法相教学と『今昔物語集』
 第二章 『今昔物語集』における二諦説と往生話
 第三章 『今昔物語集』と法相宗の相承
 第四章 『今昔物語集』における法華経霊験譚群の意味

第五編 外部徴証の検討
 第一章 『今昔物語集』と『三国伝灯記』
 第二章 『法華百座聞書抄』における法相宗僧侶の役割

結 論 南都の唱導と説話文学


〔付表1〕今昔物語集全巻構成表
〔付表2〕今昔本朝法宝部表題と法相宗三時教判分類

 初出論文一覧
 あとがき
 索  引
書評・関連書等

『説話文学研究』第四十一号(2006年)に、本書の書評が掲載されました(評者:田口和夫)。

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