カートは空です。
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米国の最高機密情報を増補した第3版を米国に先駆けて出版CIA機密調査班の調査が、日本の核開発はとん挫したという定説を覆す。1945年8月12日早朝、北朝鮮興南沖にて海上爆発に成功していた。海上爆発特有のきのこ雲の発生を日本人仕官が証言、傍証多々。資源は主に北朝鮮で採掘精錬、興南はアジア最大の軍事工場。爆発数時間後、ソ連軍侵攻占領、科学技術者たちを拉致拷問。戦後、ソ連、中国、北朝鮮の核開発の拠点になった興南。占領下の尋問調査での日本人科学者たちの証言を否定。
ロバート・ウィルコックス(Robert K. Wilcox)1943年生まれ。作家、ジャーナリスト。専門は軍事史。ニューヨークタイムズ他の新聞社・雑誌に寄稿。10冊以上の著作を発表している。矢野義昭(やの・よしあき)昭和25年生まれ、京都大学工学部機械工学科卒、同文学部中国哲学史科卒。国家生存戦略研究会会長、日本安全保障戦略研究所上席研究員、防衛法学会理事、日本国史学会会員、岐阜女子大学特別客員教授。拓殖大学博士(安全保障)。著書『危機対策必携マニュアル―天災・人災・戦災に備える』(勉誠出版)、『軍拡中国に対処する』(勉誠出版)ほか。
「メディア展望」No.695(2019年11月1日)に書評が掲載されました。 →評者:信太謙三(元東洋大学教授)