アジア遊学94
チュウゴクゲンダイブンガクノエッキョウ

中国現代文学の越境

編集部 編
ISBN 978-4-585-10345-5 Cコード 1098
刊行年月 2006年12月 判型・製本 A5判・並製 224 頁
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定価:1,980円
(本体 1,800円) ポイント:54pt

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書籍の詳細

中国および世界で活躍する中国人作家をとりあげ、市場経済が発展し続ける大きなうねりの中で変貌を遂げつつある現代中国の文学の状況を、リアルタイムに捉え、専門内外の研究者にも参考になるよう解説する。
少数民族作家やメディア化問題も取り上げる。

 

 

目次
中国現代文学は越境するか/関根謙
中国現代小説界の中核
 方法としての記憶と印象―史鉄生『記憶与印象』の情景/栗山千香子
 韓少功の文学―『馬橋詞典』を中心に/岸陽子
 残雪とカフカ/近藤直子
 「先鋒派文学」からの離脱―蘇童小伝そして余華/竹内良雄
 莫言・市井に生きる庶民として書く/立松昇一
 [特別寄稿]「書くこと」と越境/史鉄生
中国現代小説の新たな展開
 底層叙述―打工文学―新・左翼文学/尾崎文昭
 狼が来た!―二十一世紀中国文学における狼像/杉野元子
 祈りの回復―『額爾古納河右岸』とエヴェンキ族/土屋肇枝
 過去を笑い いまを問う―王小波「紅拂、夜奔る」「黄金時代」を読む/赤羽陽子
 「反腐敗小説」を読む―「当代中国社会写実小説大系」から見えるもの/宮入いずみ
 宇宙に焦れるエンターテイナー 劉慈欣/上原かおり
 だから李馮はやめられない―『信使』を読む/鷲巣益美
 [特別寄稿]最近三年間の中国小説/王暁明

海外に広がる中国文学の世界
 ノーベル賞作家・高行建の世界/飯塚容
 宴会BUG厳歌苓――境界領域からの発信/桜庭ゆみ子
 「文学の越境」海外華人小説を支える世界―虹影・黄宝蓮を例に/関根謙
 第三代詩人の登場―〈私は信じない〉から〈ただそれだけ〉へ/渡辺新一
 [特別寄稿]虹影、キツネに自らを語る/虹影

香港と台湾
 統戦工作のなかの台湾映画―「苦恋」について/小山三郎
 李碧華の世界香港が生んだ異色の女流作家/障ホ麗媚
 [特別寄稿]孤独の王国―異邦人の帰郷/黄宝蓮

中国現代小説とメディア
 王朔・池莉の作品ととメディア戦略/吉川龍生
 文学の機能、サブカルチャー/千野拓政
 [特別寄稿]日本現代小説中国ではどう読まれているか/李振声

連載 アジアの美術を楽しむ⑪和泉市久保惣記念美術館中国近代絵画コレクション/河田昌之
連載 アジアの美術を楽しむ⑫徳川美術館「唐物」と徳川美術館/山本泰一
連載 続 本朝文粋抄 第一回冬日愛すべしを賦す詩の序/後藤昭雄

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