水門22
ミナト

水門 第二十二号

言葉と歴史
水門の会 編
ISBN 978-4-585-01136-1 Cコード 1320
刊行年月 2010年6月 判型・製本 A5判・並製 436 頁
キーワード

定価:3,850円
(本体 3,500円) ポイント:105pt

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書籍の詳細
歴史文化研究の交流拠点、開港。

歴史学・文学・言語学・民俗学など諸学の粋を集め、ジャンルを越えた新たな学問世界への扉を開く。

 

 

目次
和漢文化に見る静と動(橋庸一郎)
漢字の部分の位置・配分の交替に関する異体字点描―日本古代の木簡の例を中心として―(井上 幸)
語義形成史試論―古典語解釈としての語義形成史という視点と方法論の必要性―(吉田比呂子)
レトリックとしての《韓国》―『万葉集』における対外国呼称と国際認識―(城陽子)
『万葉集』巻二 一〇五・一〇六番歌考―「大伯皇女御作歌」における歌の転用―(伊藤好美)
『大安寺碑文』注釈(藏中しのぶ編 赤塚史・川副由理子・胡照汀・薛誼・高橋憲子・土佐朋子・李満紅)
『東大寺諷誦文稿』の史料的特質をめぐる諸問題―書き入れを中心として―(藤本 誠)
行基と婆羅門僧正との贈答歌成立の背景(米山孝子)
紀斉名勧学会詩序考―白居易の仏教思想と十五日開筵の意義―(吉原浩人)
申叔舟の西芳寺(苔寺)の賦(濱政博司)
茶書の言語資料としての価値―『茶譜』を中心として―(安保博史)
演劇の神々の日中比較研究―大黒天信仰を中心に―(邱 雅芬)
旧制中学生の表現習得過程―『六稜』の場合―(福井淳子)
与謝野晶子とアマーリア・グリエルミネッティの比較―女性の身体表現をめぐって―(ルカ・カッポンチェッリ)
『無明と愛染』から『空と色』へ―欧陽予倩による谷崎潤一郎戯曲作品翻案の手法と構想―(張 沖)
『洪水はわが魂に及び』私考―〈すべてよし!〉〈スベテヨシ!〉〈すべてがいい〉UNISON―(山下若菜)
ジャンルとしての自伝と自伝的小説(トゥンマン武井典子)
『日本霊異記』翻訳に際しての諸問題(ミリオーレ・マリア・キアラ)
上代語の動詞活用について(早田輝洋)
『満文三国志』二本における漢字音表記の差異について(鋤田智彦)
『満漢合璧西廂記』の総合的研究・その1(寺村政男編 荒木典子・鋤田智彦・野原将輝・衣春穎・馬之濤)
『満漢合璧庸言知旨』の研究・その2(寺村政男)
漢語疑問語気助詞麼●について(荒木典子)*●=「口」+「馬」
18世紀末『琉球劇文和解』の中国語音について(古屋昭弘)
『方言類釋』の日本語語釈の部分についての研究(金 銀姫)
三木愛花の『情天比翼縁』について―『續會真記』から『情天比翼縁』までを中心に―(王 佳●)*●=「王」+「路」

執筆者一覧

彙報・編集後記

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