キンセイコウキテニヲハロンノテンカイトカツヨウケンキュウ

近世後期テニヲハ論の展開と活用研究

遠藤佳那子 著
ISBN 978-4-585-28047-7 Cコード 3081
刊行年月 2020年1月 判型・製本 A5判・上製 344 頁
キーワード 国語学,日本語,江戸,近世

定価:8,800円
(本体 8,000円) ポイント:240pt

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書籍の詳細
日本語文法研究史を辿るための必読書!

漢文訓読や歌論・連歌論等、日本語に関わる人々の関心事であり続けた「テニヲハ」。
近世後期に入ると、国学者たちはテニヲハの研究を深め、陸続と語学書や活用表が編まれた。
現代とは異なる範囲と尺度を持つその活用表は、語学的な営為の結晶であるとともに歌学・古典学の精髄でもあった。
近世の伝統的なテニヲハ研究を、動詞の活用研究との関係から辿り、近代的文法研究にどのような影響を与えたのかを検討。
国学研究の地平に肉薄し、その射程を読み解く。

附録として未発表資料 黒川真頼『詞の栞』影印・翻刻を掲載。

 

 

目次
口絵 黒川真頼 草稿『詞の栞』影印
巻頭言 服部隆
はじめに

序章

第一部 完了「り」の学説史
 第一章 完了「り」考―鈴木朖まで―
 第二章 完了「り」考―本居春庭以降―
 第三章 「自他」再考

第二部 命令形の学説史
 第四章 「命令形」考
 第五章 続「命令形」考―明治前期における―
 第六章 富士谷成章「属」考―意味分類の試み―

第三部 八衢の系譜
 第七章 黒川真頼の活用研究と草稿「語学雑図」
 第八章 黒川真頼における『詞八衢』の受容と展開

終章

【附録一】東京大学国語研究室蔵 黒川文庫目録〈語学之部〉小型本/黒川文庫 小型本 調査報告
【附録二】黒川真頼 草稿『詞の栞』影印・翻刻(一部)
【附録三】黒川真頼『詞乃栞打聴』翻刻

参考文献・引用文献一覧
初出一覧
おわりに
索引
プロフィール

遠藤佳那子(えんどう・かなこ)
1986年生。上智大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程満期退学。博士(文学)。現在、都留文科大学非常勤講師、フェリス女学院大学非常勤講師、実践女子大学非常勤講師。専門は日本語学、日本語学史。
主な論文に「「自他」再考―近世テニヲハ論における」(『上智大学国文学論集』50、2017年)、「明治前期の活用表における〈命令形〉」(『日本近代語研究』6、2017年)、「黒川真頼における『詞八衢』の受容と展開」(『国語と国文学』94-7、2017年)などがある。

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