イキルタメノチイキシ

生きるための地域史

東海地域の動態から
中村只吾・渡辺尚志 編
ISBN 978-4-585-22290-3 Cコード 3021
刊行年月 2020年10月 判型・製本 A5判・上製 304 頁
キーワード 日本史,幕末,江戸,戦国時代,近世,中世

定価:8,800円
(本体 8,000円) ポイント:240pt

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書籍の詳細
中近世日本、人びとは「生きる」ために、何を考え、どのように行動したのか―

日本列島の中央部に位置し、東日本と西日本をつなぐ東海道という大動脈が走る東海地域にスポットをあて、その地域の社会環境・自然環境と向き合って悩み、選択した人びとの営為を多面的に描き出す。

 

 

目次
序章 中村只吾

第一部 戦国期地域権力としての生き方
第一章 領主―地域神社間相論と戦国大名権力―今川領国遠江国一宮庄の事例から 糟谷幸裕
第二章 戦国期の在地社会階層と〈惣荘寺院〉―伊勢国一志郡小倭郷成願寺文書再論 水林純
第三章 戦国期江川氏の基礎的分析 伊藤拓也

第二部 近世諸主体の生き方と地域の政治・経済環境
第四章 近世前期における土豪金融の特徴―浜松藩領有玉村高林家を事例に 福澤徹三
第五章 幕末の美濃国における幕領と尾張藩―文久元年の私領化・多治見の陶磁器・土岐川の治水 望月良親
第六章 維新期における遠江国旗本家の動向―寄合五井松平家を中心に 野本禎司

第三部 近世~現在、水辺という環境における生き方
第七章 藻草入会の近世的特質と共同体―浜名湖の諸事例から 斎藤一
第八章 魚漁分一役請負と海村の対応 渡辺尚志
第九章 海辺の家の近世~現在―伊豆国内浦小海・日吉(屋号東)家における家・地域の歴史 中村只吾

あとがき 渡辺尚志
執筆者一覧
プロフィール

中村只吾(なかむら・しんご)
1981年生まれ。富山大学学術研究部教育学系准教授。専門は日本近世漁村史。
論文に「地域経済との関係からみた近世の漁村秩序―伊豆国内浦地域を事例として」(『関東近世史研究』76、2014年)、「近世後期~明治初期、津元家の存在実態とその背景に関する再考察―長浜村大川(屋号大屋)家を事例として」(渡辺尚志編『移行期の東海地域史―中世・近世・近代を架橋する』勉誠出版、2016年)、「漁村秩序の近世的特質と自然資源・環境」(『歴史学研究』963、2017年)などがある。

渡辺尚志(わたなべ・たかし)
1957年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科教授。専門は日本近世村落史。
著書に『近世百姓の底力』(敬文舎、2013年)、『幕末維新期の名望家と地域社会』(同成社、2014年)、『百姓たちの水資源戦争』(草思社、2014年)、編著に『生産・流通・消費の近世史』(勉誠出版、2016年)、『移行期の東海地域史―中世・近世・近代を架橋する』(勉誠出版、2016年)などがある。

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