書物学10
ショモツガク ダイジュッカン ミナカタクマグスセイタンヒャクゴジュウネン

書物学 第10巻 南方熊楠生誕150年

編集部 編
ISBN 978-4-585-20710-8 Cコード 1000
刊行年月 2017年3月 判型・製本 B5判・並製 96 頁
キーワード アーカイブズ,博物館,図書館,出版,文化史,民俗学,思想,大正,明治,近代

定価:1,650円
(本体 1,500円) ポイント:45pt

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書籍の詳細

いまなお人びとを魅了してやまない博物学者・南方熊楠。
近年、熊楠邸所蔵資料の網羅的かつ詳細な調査により、これまで知られることのなかった、さまざまな事実が明らかになってきた。
彼の読書体験の実態は如何なるものであったのか。
熊楠をめぐり、人びとそして書物はどのように動いたのか。
「知の巨人」との対話の最前線から見えてきた熊楠の新たな側面を紹介する。

 

 

目次
【特集 南方熊楠生誕150年】
南方熊楠と『エンサイクロペディア・ブリタニカ』 志村真幸
江戸博物学との対話 郷間秀夫
まぼろしの単行本構想―南方邸資料中山太郎書簡を中心に 田村義也
コレクションの帰趨―オットー・ペンツィヒ、田中長三郎、南方熊楠 川島昭夫

対談 今西祐一郎×横田カーター啓子
国文学研究の国際展開―著作権・データ・図書館

【本を楽しむ】
藤原忠通の漢詩散らし書き 古谷稔

【連載◎書物学ことはじめ】
西洋書誌学入門② 雪嶋宏一
書物の声を聞く 書誌学入門【10】 佐々木孝浩
江戸時代の古文書の読み方⑩ 白川部達夫
英国愛書家の系譜⑧ 高宮利行
書籍文化史料片々【其之十】 鈴木俊幸
ベストセラーと雑誌の出版史⑩ 植田康夫
愛書家としての魯迅④ 瀧本弘之
コレクションをひらく 渡部昇一
書評・関連書等

★広告情報
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