書物学15
ショモツガク ダイジュウゴカン キンゾクカツジトキンダイ

書物学 第15巻 金属活字と近代

編集部 編
ISBN 978-4-585-20715-3 Cコード 1000
刊行年月 2019年4月 判型・製本 B5判・並製 96 頁
キーワード アーカイブズ,博物館,図書館,出版,文化史,日本語

定価:1,650円
(本体 1,500円) ポイント:45pt

数量 :
remove add
書籍の詳細

明治初頭、日本の汎用書体となる明朝体活字の活用が始まる。その活字鋳造と近代印刷技術発展の背景には、ひとりの外国人の姿があった―。
ウィリアム・ギャンブル。その営為はすべて、キリスト教の布教活動とともにあった。
活字見本や、印刷物・当時の記録を丹念に確認。多様な貴重史料の紹介とともにその足跡をたどり、近代日本の印刷技術の道程を明らかにする。

 

 

目次
◎特集
欧米人による明朝体活字の開発―活字見本から探る 小宮山博史
近代日本の印刷業誕生前史―ガンブルの講習と二つのミッションプレス 宮坂弥代生
世界史の中の和文号数活字史 内田明
ウィリアム・ギャンブルと横浜 石崎康子
(コラム)活字展 石崎康子
美華書館二号(ベルリン)活字の起源と発展 蘇精

◎本を楽しむ
アメリカン・ペーパーバックの華、「デル・ペーパーバック」の魅惑 尾崎俊介

◎連載・書物学事始め
文庫をひらく 横浜開港資料館 石崎康子
西洋古書の遠近法7 雪嶋宏一
英国愛書家の系譜13 忘れ去られた収集家ジョン・モリス 高宮利行
書籍文化史料片々15 明治の製本師―製本印という史料 鈴木俊幸
書物の声を聞く 書誌学入門15 佐々木孝浩
江戸時代の古文書の読み14 白川部達夫

関連商品

この商品をお求めのお客様はこんな商品もお求めです。

おすすめ

  [詳細]
紫式部伝

紫式部伝

上原作和 著
定価:5,940円
(本体 5,400円)
マハーバーラタ入門

マハーバーラタ入門

沖田瑞穂 著
定価:1,980円
(本体 1,800円)
世界の絵本・作家 総覧

世界の絵本・作家 総覧

O.L.V.(おおぶ文化交流の杜図書館ボランティアグループ)・おおぶ文化交流の杜図書館 編
定価:22,000円
(本体 20,000円)
織田信長文書の世界

織田信長文書の世界

公益財団法人永青文庫・熊本大学 永青文庫研究センター 編
定価:3,080円
(本体 2,800円)
ショッピングカート