ムラサキシキブデン

紫式部伝

平安王朝百年を見つめた生涯
上原作和 著
ISBN 978-4-585-39035-0 Cコード 1095
刊行年月 2023年10月 判型・製本 A5判・並製 416 頁
キーワード 古典,日本史,平安,中古

定価:5,940円
(本体 5,400円) ポイント:162pt

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書籍の詳細
日本文学史・平安時代史最大の謎に挑む

紫式部はなぜ『源氏物語』を書いたのか。摂関期全盛の後宮を生き抜き、物語を通して、人生と社会の意味を問いかけたのが『源氏物語』である。
その人と生涯を、清少納言や藤原道長、2人の夫など、紫式部をめぐる人々との関係を丹念にたどりながら明らかにする。
紫式部の幼名・本名、恋愛と結婚、宮廷生活、職階、没年等について、先行研究を網羅的に検証しながら16の新見解を提示した本格評伝。
和歌・漢文日記等に読みやすい現代語訳、専門用語に注記を付した。

◆『紫式部伝 平安王朝百年を見つめた生涯』正誤表
訂正をいたしますとともにお詫び申し上げます。
正誤表は下記よりダウンロードをお願いいたします。(編集部)

紫式部伝 平安王朝百年を見つめた生涯』正誤表pdf

 

 

目次
はじめに

序章 紫式部前史―時代背景
第一章 紫式部の「戸籍」
第二章 紫式部の家系
第三章 父・藤原為時の生涯
第四章 生い立ちⅠ―幼名・通称「もも」説の提唱
第五章 生い立ちⅡ―物語愛好と学藝史 
第六章 青春時代 女友達をめぐる交友―めぐり逢ひて 見しやそれとも
第七章 紀時文との結婚まで
第八章 紀時文との結婚
第九章 越前下向まで
第十章 越前の藤原香子
第十一章 帰洛から再婚まで
第十二章 藤原宣孝との結婚生活
第十三章 宣孝の死と寂寥の日々
[コラム]光源氏物語前史
第十四章 物語を書く女Ⅰ―倫子家女房兼業作家説
第十五章 寛弘三年十二月二十九日―命婦としての初出仕から掌侍への昇任まで
第十六章 後宮女房・藤式部Ⅰ―日記の存在について 
第十七章 後宮女房・藤式部Ⅱ―上臈中宮女房として
第十八章 物語を書く女Ⅱ―作家・紫式部の誕生
[コラム]紫式部の地理的視角 宇治・槇の尾山編
[コラム]紫式部の地理的視角 愛宕山編
第十九章 藤原実資から見た「女房」紫式部
[コラム]『紫式部集』覚書 南波浩と定家本『紫式部集』、三谷邦明の接点
[コラム]現存『紫式部日記』はどのように成立したか
第二十章 紫式部の死 終章
[コラム]角田文衛、鍋島直康両先生追想
[コラム]三島由紀夫の『源氏物語』、そして『豊饒の海』
[コラム]『源氏の物語』を伝えた人々
初出一覧
あとがき

附録
『紫式部伝』を読むための人物誌
女房一覧
紫式部年表
平安京図
プロフィール

上原作和(うえはら・さくかず)
1962年長野県佐久市生まれ。大東文化大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学-名古屋大学)。現在、桃源文庫理事。明治大学法学部兼任講師。
主な研究テーマ・文献史学、日本琴學史、物語文学。
主著に『光源氏物語の思想史的変貌―〈琴〉のゆくへ』(有精堂出版、1994年)、『光源氏物語學藝史―右書左琴の思想』(翰林書房、2006年)、『光源氏物語傳來史』(武蔵野書院、2011年)、共編著に『人物で読む源氏物語/全20巻』(勉誠出版、2005~2006年)、『完訳太平記/全4巻』(勉誠出版、2007年)、『テーマで読む源氏物語論/1~3巻』(勉誠出版、2008年)、『日本琴學史』(勉誠出版、2016年)、『古典文学の常識を疑う』(勉誠出版、2017年)、『古典文学の常識を疑うⅡ』(勉誠出版、2019年)などがある。

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