ラテンアメリカブンガクノシュッパンブンカシ

ラテンアメリカ文学の出版文化史

作家・出版社・文芸雑誌と国際的文学ネットワークの形成
寺尾隆吉 編著
ISBN 978-4-585-39040-4 Cコード 1098
刊行年月 2024年5月 判型・製本 A5判・並製 320 頁
キーワード 出版,文化史,近現代

定価:6,050円
(本体 5,500円) ポイント:165pt

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書籍の詳細
ラテンアメリカ文学は、いかにして「世界文学」となりえたか――

カブリエル・ガルシア・マルケス『百年の孤独』、ホルヘ・ルイス・ボルヘス『伝奇集』、フアン・ルルフォ『ペドロ・パラモ』、フリオ・コルタサル『石蹴り遊び』…。
文学史に名を残す作家たちの作品はどのように刊行・宣伝され、スペイン語圏のみならず、世界中でブームを巻き起こしたのか?
各国の出版事情や、書籍・雑誌の流通を考察することで、ラテンアメリカ文学が国際的に認識されていく過程を解き明かし、創作のあり方のみならず、出版文化史における編集者や出版社の役割を詳述した画期的な一冊。

 

 

目次
序文 寺尾隆吉

第一部 概論
20世紀のラテンアメリカにおける文学出版業 寺尾隆吉

第二部 国際的文学ネットワークの形成に向かって
出版黎明期のアルゼンチンとホルヘ・ルイス・ボルヘスの創作――「ドン・キホーテの作者ピエール・メナール」の背景 寺尾隆吉
文芸誌『スール』とラテンアメリカ文学 大西亮
フェリスベルト・エルナンデス作品の受容に見るウルグアイ出版産業の展開 浜田和範
フアン・ルルフォ作品がカノンになるまで――フォンド・デ・クルトゥーラ・エコノミカ社と1940年代・1950年代の雑誌を中心に 仁平ふくみ
コスモポリタンなラテンアメリカ文学と文芸誌・出版社――カルロス・フエンテス、『レビスタ・メヒカーナ・デ・リテラトゥーラ』、ホアキン・モルティス社、『ムンド・ヌエボ』 藤井健太朗
ベネズエラと「ラテンアメリカ文学のブーム」――受容、出版社、論争 グレゴリー・サンブラーノ(翻訳:栗原佑紀子)
スダメリカナ社の出版戦略とラテンアメリカ文学のブーム――『石蹴り遊び』と『百年の孤独』の刊行 寺尾隆吉

ラテンアメリカ文学出版関連年表

索引
執筆者一覧
プロフィール

寺尾隆吉(てらお・りゅうきち)
早稲田大学社会科学総合学術院教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。
専門は現代ラテンアメリカ小説。
著書に『ラテンアメリカ文学入門 ボルヘス、ガルシア・マルケスから新世代の旗手まで』(中公新書、2016年)、『100 人の作家で知るラテンアメリカ文学ガイドブック(勉誠出版、2020年)など。マリオ・バルガス・ジョサ著『ガルシア・マルケス論――神殺しの物語』(水声社、2022年)など訳書多数。

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