ヒロシマ・ナガサキカラフクシマヘ

ヒロシマ・ナガサキからフクシマへ

「核」時代を考える
黒古一夫 編
ISBN 978-4-585-29023-0 Cコード 0095
刊行年月 2011年12月 判型・製本 四六判・並製 288 頁
キーワード 評論,近現代

定価:2,200円
(本体 2,000円) ポイント:60pt

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書籍の詳細
私たちはそこから何を学んだのか?
私たちはここからどこへ向かうのか?
私たちは核にNOと言ってきたか?

今ここで、「核」についてどのような考えが成り立つのか。
権力を持たず、直接「核」に関わることのできない私たちが、各自の想像力と感性を総動員して「核」について考え、書くことは大きな意味があるのではないか。

 

 

目次
まえがき

第Ⅰ章 私たちはヒロシマ・ナガサキから何を学んだのか? 
 若い人たちへの希望―ナガサキからフクシマへ  【対談】林京子×黒古一夫
 「何とも知れない未来」に向けて―原発がつくる「ヒバクシャ」  満谷マーガレット
 ヒバクシャとともに生きる  三浦精子
 広島から福島第一原発事故への様々な思い  古浦千穂子
 「フクシマ」その前・その後  伊藤眞理子
 トルコにて「フクシマ」を考える―チェルノブイリ・原爆文学・フクシマ  フィリズ・ユルマルズ

第Ⅱ章 私たちは核にNOと言ってきたか?
 「ヒロシマ・ナガサキ」から「フクシマ」へ―「核」がもたらす隠蔽と差別の構造  黒古一夫
 債務支払いの覚悟を―原発損壊が告知するもの  菅孝行
 福島の未来を予言した詩人は夢想家ではなかった―村上春樹氏への公開書簡  鈴木比佐雄
 核状況を拒むセカイへ/セカイから―ナウシカ、AKIRA、エヴァンゲリオン、そしてCOPPELION  田村景子
 原発と落書き―鶴彬・岡本太郎・Chim↑Pom  楜沢健

第三章 私たちはフクシマからどこへ向かうのか?
 若い兵士たちの死顔は美しかったか  【対談】辻井喬×黒古一夫
 人類は核で死滅する  小檜山博
 琉球弧から視る核時代批判  高良勉
 部屋の中の象、あるいは世界の終わり―北陸の地で考える、アナロジカルな黙示録的状況  雪谷コウ
 起点に立ち返る  横手一彦
 未来は私たちのものです―推進か反対か、岐路に立つインドから  ナレシュ・クマール
プロフィール

黒古一夫(くろこ・かずお)
1945年生まれ。文芸評論家、筑波大学名誉教授。法政大学大学院博士課程満期退学。
主な著書に『原爆文学論―核時代と想像力』(彩流社、1993年)、『村上春樹―「喪失」の物語から「転換」の物語へ』(勉誠出版、2008年)。編著に『日本の原爆文学』(ほるぷ出版、1983年)、『林京子全集』(日本図書センター、2005年)、『立松和平全小説』(勉誠出版、2009年~)など。

書評・関連書等

・「上毛新聞」(2011年12月26日)にて、本書が大きく紹介されました。
・「北國新聞」(2012年1月8日)にて、本書の紹介文が掲載されました。
・「下野新聞」(2012年1月19日)にて、本書の紹介文が掲載されました。
・「中国新聞」(2012年1月28日)にて、本書の紹介文が掲載されました。
・「京都新聞」(2012年2月8日)にて、本書の紹介文が掲載されました。
・「朝日新聞(群馬版)」(2012年3月23日)にて、本書の紹介文が掲載されました。

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