カートは空です。
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武士たちは何を読み、何を信条に生きぬいたのか。弱肉強食の時代において、武田信玄は、上杉謙信は、織田信長はどのような生き様を見せたのか。そして武士道の真髄とは何か――戦国時代を描いた名著を紐解き、武士たちの精神史(メンタルヒストリー)を追う。苛酷な現代を生き抜くために、時代小説・歴史ドラマをより楽しむために、格好の一冊。
北影雄幸(きたかげ・ゆうこう)1949年東京都生まれ。早稲田大学卒業。若き頃より短歌の道を志し、日本語の美しさを学ぶ。平成年代に入り、[男の生きざま]をテーマに、武士道と軍人精神の究明に傾倒し、関連書籍の出版を重ねる。『甲陽軍鑑』を、武士道をキーワードに読み解いた『実録・風林火山―『甲陽軍鑑』の正しい読み方』(2007年)にて、第25回日本文芸大賞・歴史文芸賞を受賞。その他の著書に、『三島由紀夫と「葉隠」』(2006年)、『決定版 司馬史観がわかる本―幕末史観編』(2005年)、『武士道の美学』、『武家女性の美学』、『特攻十冊の名著』(2011年)、『サムライアスリート魂』(2012年)などがある。
「歴史群像」(2012年6月号)にて、本書の紹介文が掲載されました。