カートは空です。
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武道必修化は、体育教師にのみ課せられた問題ではありません。中学校の全教師は、柔道・剣道といった武道の実践はしなくても、武道の根底にある武士道精神とは何かを理解しておくべきです。それは、新たに武道にいそしむ少年少女たちに対する教師としての責任であると同時に礼節であるのです。(「まえがき」より)
北影雄幸(きたかげ・ゆうこう)1949年東京都生まれ。早稲田大学卒業。若き頃より短歌の道を志し、日本語の美しさを学ぶ。平成年代に入り、[男の生きざま]をテーマに、武士道と軍人精神の究明に傾倒し、関連書籍の出版を重ねる。『甲陽軍鑑』を、武士道をキーワードに読み解いた『実録・風林火山―『甲陽軍鑑』の正しい読み方』(2007年)にて、第25回日本文芸大賞・歴史文芸賞を受賞。その他の著書に、『三島由紀夫と「葉隠」』(2006年)、『決定版 司馬史観がわかる本―幕末史観編』(2005年)、『武士道の美学』、『武家女性の美学』、『特攻 十冊の名著』(2011年)、『戦国 十冊の名著』、『幕末 十冊の名著』、『桜と特攻』、『桜と武士道』(2012年)などがある。