ヒョウデンタナカセイゲン ショウワヲカゲデウゴカシタオトコ

評伝田中清玄 昭和を陰で動かした男

大須賀瑞夫 著/倉重篤郎 編集
ISBN 978-4-585-22168-5 Cコード 0023
刊行年月 2017年2月 判型・製本 四六判・上製 400 頁
キーワード 伝記,日本史,近現代

定価:3,520円
(本体 3,200円) ポイント:96pt

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書籍の詳細
奔馬、駆けやまず―
昭和という時代と格闘しつづけた伝説の男、再び

「田中清玄自伝」を世に問うて20年余、気鋭のライターが今度は「評伝」に描く、「昭和の志士」。
影のフィクサーと呼ばれた男が、どう生まれ、どう育ったのか。何が彼を戦前の武装共産党委員長にし、獄中転向させたのか。
反共主義者としての戦い、昭和天皇との邂逅、スハルトら国際石油人脈の形成、鄧小平、オットー大公との親交。
今の時代にはないスケールを持った生き様とその背景を、関係者の膨大な証言から丁寧に再構成した物語。


*田中清玄(たなか・せいげん)(1906-1993年)
北海道生まれ。1927年、東大在学中に共産党に入党。30年の再建大会で書記長となり、武装共産党を指導する。
34年に転向し、戦後は「大物フィクサー」として、石油事業や電気事業で辣腕をふるい、日本国内はもとより、中東やインドネシア、中国など国内外で活躍した。

 

 

目次
プロローグ

一 函館時代
田中のルーツ
母アイの生き様、清玄への愛情
函館という土地が育んだもの
思索期、亀井勝一郎との親交

二 武装共産党時代
弘前高校時代の清玄
活動家として八面六臂
日本共産党の再建活動
非合法活動異聞

三 獄中転向から土建業へ
獄中転向
土建業「神中組」時代

四 昭和天皇、占領、狙撃事件
天皇とのたった一度の会見
象徴天皇制へのかかわり
占領軍と諜報活動
反共主義者・清玄の生き様
狙撃事件の深層

五 石油、鄧小平、オットー大公
国際石油人脈
鄧小平とアジアリーグの夢
オットー大公との日々

エピローグ
プロフィール

大須賀瑞夫(おおすが・みずお)
1943年福島県生まれ。早稲田大学政経学部卒業、毎日新聞社入社。奈良支局、大阪本社社会部、東京本社政治部、サンデー毎日編集部、政治部副部長などを経て96年に退社。
著書に「田中清玄自伝」(文芸春秋、1993年)、「野望の系譜―永田町風雲録」(1993年)「首相官邸 今昔物語」(1995年)(いずれも朝日ソノラマ)、共著に「金大中事件全貌」(毎日新聞社、1978年)、「ブレーン政治」(講談社現代新書、1985年)、「自民党―転換期の権力」(角川文庫、1986年)などがある。

倉重篤郎(くらしげ・あつろう)
毎日新聞専門編集委員。1953年東京生まれ。東京大学教育学部卒業、毎日新聞社入社。政治部長、編集局次長、論説委員長を歴任。

書評・関連書等

「J-CAST(BOOKウォッチ)」(2018年5月6日)に書評が掲載されました。

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