カートは空です。
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広島への原爆投下が、人類すべての過ちとなり、普遍化されていく歴史的・社会的背景を追う。沈黙を強いる静かな祈りや、自明視される経験の継承の背後で見えなくなっていた、原爆体験者ひとりひとりの痛み、恐れ、悲しみ、そして怒りの声をすくいあげ、戦後日本のかかえる矛盾を問い直す。
根本雅也(ねもと・まさや)1979年生まれ。日本学術振興会特別研究員(PD)。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。主な著書・論文に、「証言者になること―広島における被爆者の証言活動のメカニズム」(『日本オーラル・ヒストリー研究』第11号、日本オーラル・ヒストリー学会、2015年9月、pp.173-192)、「非政治的な価値をめぐる政治性―広島と人道主義」(足羽與志子・中野聡・吉田裕編『平和と和解―思想・経験・方法』旬報社、2015年、pp.145-175)、Story of Hiroshima: Life of an Atomic Bomb Survivor. Education About Asia. Association for Asian Studies. Vol. 20: 2 (Fall 2015). pp.53-57, 2015. などがある。
「琉球新報」(2018年7月29日付)に書評が掲載されました。(評者:雑賀恵子(社会学者))「東京新聞」「中日新聞」(2018年8月5日付)に書評が掲載されました。(評者:田仲康博(国際基督教大学教授))「山形新聞」「静岡新聞」(2018年8月5日付)に書評が掲載されました。(評者:雑賀恵子(社会学者))「北日本新聞」(2018年8月5日付)に紹介文が掲載されました。「朝日新聞」(2018年9月15日付)に書評が掲載されました。(評者:西崎文子(東京大学教授))「長崎新聞」(2018年10月9日付)に書評が掲載されました。(評者:山口響(長崎大学非常勤講師))「長崎新聞」(2018年10月28日付)に書評が掲載されました。(評者:山田貴己(長崎新聞記者))