アオゾラノシタデヨムニーチェ

青空の下で読むニーチェ

宮崎正弘 著
ISBN 978-4-585-21051-1 Cコード 0010
刊行年月 2018年12月 判型・製本 新書判・並製 232 頁
キーワード 哲学

定価:990円
(本体 900円) ポイント:27pt

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書籍の詳細

西部邁は『アクティブ・ニヒリズム』を主唱した。
三島由紀夫ほどニーチェを読みこなした作家はいない。
ニーチェは『いまという時間を精一杯生きろ』と言い残したのだ。
暗い書斎から飛び出し、明るい青空の下で読むことこそ、ニーチェの思想の理解にふさわしい!人生を強く生きよと主張したニーチェの思想を読み直す。

 

 

目次
プロローグ 「ニヒリズム」を「虚無主義」と翻訳したのは誤まりだ
第一章 人生に戦闘的に取り組むことがニーチェ主義だ
第二章 ニーチェ思想の体系
第三章 三島由紀夫とニーチェ
第四章 ニーチェと西部邁
第五章 武士道こそニヒリズムの極致だ
第六章 磊落さ、楽天主義
エピローグ 人間は誰でも死ぬのである
プロフィール

宮崎正弘(みやざき・まさひろ)
昭和21年金沢生まれ。早稲田大学英文科中退。
学生時代に「日本学生新聞」編集長。月刊誌『浪漫』企劃室長。貿易会社経営後、『もうひとつの資源戦争』(1982年、講談社)で論壇へ。現地ルポで世界100ヶ国を取材した。
作家としては『拉致』『謀略投機』など、文藝評論家として『三島由紀夫の現場』など三島三部作。歴史評論に『吉田松陰が復活する』『西鄕隆盛―日本人はなぜこの英雄が好きなのか』『取り戻せ、日本の正気』など多数がある。国際政治・経済の評論も多い。
チャイナ・ウォッチャーとして『中国台湾電脳大戦』など五冊が中国語訳された。
著作に西部邁との『アクティブニヒリズムを超えて』(文藝社文庫)、最新作に『米国衰退、中国膨張、かくも長き日本の不在』(海竜社)など。

書評・関連書等

「月刊日本」2019年1月号(2018年12月22日発行)に著者インタビューが掲載されました。

★広告情報
・「朝日新聞」(2018年11月17日)に全5段広告を掲載しました。
・「産経新聞」(2018年11月26日)に5段1/2広告を掲載しました。
・「読売新聞」(2019年1月21日)にサンヤツ広告を掲載しました。
・「産経新聞」(2019年1月22日)に5段1/2広告を掲載しました。

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