タカガリノニホンシ

鷹狩の日本史

福田千鶴・武井弘一 編
ISBN 978-4-585-22297-2 Cコード 1021
刊行年月 2021年2月 判型・製本 A5判・並製 368 頁
キーワード 文化史,日本史,古代,近世,中世

定価:4,180円
(本体 3,800円) ポイント:114pt

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書籍の詳細
知られざるヒトとタカの関係史

飼い慣らした鷹を自在に操り、獲物を捕らえる狩猟、鷹狩。
五世紀の古墳時代から江戸幕府瓦解の十九世紀後半に至るまで、鷹狩は権力と深く結びつきながら日本列島において連綿と続けられてきた。
そこには、日本の風土や社会のなかで地域・時代・階層、あるいは狩猟の目的等にあわせて独自に発展してきた固有の歴史が存在する。
日本史を貫く重要な要素でありながら、等閑視されてきた鷹狩の歴史を紐解き、新たな知の沃野を拓く刺激的な一冊。

 

 

目次
序 章 鷹狩の日本史 福田千鶴

第一部 古代から近世までの通史的展開
第一章 古代日本の鷹狩 森田喜久男
第二章 中世日本の鷹狩 中澤克昭
第三章 近世日本の鷹狩 武井弘一
 コラム1 鷹・馬・犬からみた生類憐みの令 兼平賢治
 コラム2 山林原野の明治維新と御猟場 江藤彰彦

第二部 鷹と人との関係史
第四章 鷹の種類と調教 福田千鶴
 コラム3 琉球の鷹狩儀礼と生態系 武井弘一
第五章 鷹狩をめぐる江戸時代のツルの「保護」と人との関わり 久井貴世
第六章 琵琶湖の水鳥猟と鷹場 東幸代
 コラム4 鳥取藩「湖山鴨堀」と周辺環境 来見田博基
第七章 越後国村上藩主松平直矩の鷹と鷹狩 渡部浩二
第八章 大洲藩の狩―御鷹野場と生業 東昇
第九章 尾張藩家臣の鷹場―鷹場は人々の生活にどう関わったか 山﨑久登
 コラム5 「さだ六とシロ」の物語 福田千鶴

第三部 日本列島における鷹の諸相
第十章 「御鷹」の献上・下賜 越坂裕太
 コラム6 「御鷹」拝領と「御鷹ニ而捉飼」鳥類の時献上―武鑑を糸口に 藤實久美子
第十一章 松前藩と鷹鳥屋場知行 榎森進
 コラム7 将軍の鷹と馬 兼平賢治
第十二章 盛岡藩の鷹と巣鷹の捕獲 中野渡一耕
 コラム8 参勤交代にみる鷹の役割 来見田博基
第十三章 南九州における鷹巣山について―米良山を中心に 大賀郁夫

第四部 鷹狩文化を担った人々
第十四章 鷹詞と有職故実 大坪舞
第十五章 鷹狩の絵画―近世初期における鷹狩への眼差し 水野裕史
第十六章 鍋島勝茂と鷹 伊藤昭弘
第十七章 鷹匠として生きる武士たち 堀田幸義
 コラム9 江戸における鷹匠の交流 岩淵令治
第十八章 鷹書と出版文化 藤實久美子
 コラム10 越境する鷹狩文化―中央ユーラシアを駆ける鷹狩と鷹匠の世界 相馬拓也

あとがき 武井弘一

執筆者紹介
掲載図版一覧
鷹狩年表
索 引
プロフィール

福田千鶴(ふくだ・ちづる)
1961年生まれ。九州大学基幹教育院教授。鷹・鷹場・環境研究会代表。専門は日本近世史。
著書に『幕藩制的秩序と御家騒動』(校倉書房、1999年)、『徳川綱吉』(山川出版社、2010年)、『近世武家社会の奥向構造』(吉川弘文館、2018年)、『城割の作法』(吉川弘文館、2020年)などがある。

武井弘一(たけい・こういち)
1971年生まれ。琉球大学国際地域創造学部准教授。鷹・鷹場・環境研究会副代表。専門は日本近世史。
著書に『鉄砲を手放さなかった百姓たち』(朝日新聞出版、2010年)、『江戸日本の転換点』(NHK出版、2015年)、『茶と琉球人』(岩波書店、2018年)などがある。

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