グローバリズムヲコエテジリツスルニッポン

グローバリズムを越えて自立する日本

加瀬英明・馬渕睦夫 著
ISBN 978-4-585-23069-4 Cコード 0031
刊行年月 2019年5月 判型・製本 新書判・並製 192 頁
キーワード 戦争,現代社会

定価:990円
(本体 900円) ポイント:27pt

 品切 
書籍の詳細
世界一信用度の高い伝統と文化の国=日本。
令和時代の指針を示す!

「国際連合」は存在しない―。
日本で「国連」と呼ばれている“United Nations”という言葉は、本来、第二次世界大戦の「連合国」のことであり、「国際連合」という日本語は、その実態を隠す意図的な誤訳である。
この言葉遣いに現れている日本政府と国民の無邪気な国連信仰が、平和憲法下の戦後民主主義体制の欠陥の象徴であり、このような戦後の日本人の精神的劣化こそ、いま日本を襲っている国難を招いた根本原因である。「国際」や「平和」といった空虚な言葉はポリティカル・コレクトネスの名の下の言葉狩りの象徴であって、決して信用してはならない。
トランプ政権の誕生や、イギリスのEU離脱に象徴されるように、グローバリズムの時代は終わりを迎えている。そのようなときにわれわれがなすべきこと、それは国民一人ひとりが伝統精神と自立を取り戻すことである。

 

 

目次
まえがき
第1章 国際連合は存在しない
第2章 LGBTと家族の絆
第3章 天皇は憲法の上にある
第4章 グローバリズムの正体
第5章 「八紘一宇」こそ国連の理想
第6章 伝統精神を取り戻そう
あとがき
プロフィール

加瀬英明(かせ・ひであき)
1936年東京生まれ。外交評論家。慶應義塾大学、エール大学、コロンビア大学に学ぶ。「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長。1977年より福田・中曽根内閣で首相特別顧問を務めたほか、日本ペンクラブ理事、松下政経塾相談役などを歴任。公益社団法人隊友会理事、東京国際大学特命教授。
著書に『昭和天皇の苦悩 終戦の決断』『昭和天皇の苦闘 巡幸と新憲法』(勉誠出版)、『イギリス 衰亡しない伝統国家』(講談社)、『徳の国富論』(自由社)など。現在『加瀬英明著作選集』(勉誠出版)を刊行中。

馬渕睦夫(まぶち・むつお)
1946年京都府生まれ。吉備国際大学客員教授。京都大学法学部3年在学中に外務公務員採用上級試験に合格し、外務省入省。研修先のケンブリッジ大学経済学部卒業。駐キューバ大使、駐ウクライナ兼モルドバ大使など歴任。外務省退官後、防衛大学校教授。2014年4月より現職。外交、安全保障問題について、積極的な評論、著述活動を展開している。
近著に『「反グローバリズム」の逆襲が始まった』(悟空出版)、『馬渕睦夫が読み解く2019年世界の真実―いま世界の秩序が大変動する』(ワック)など。

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