ニッチュウセンソウノショウタイ

日中戦争の正体

中共・ソ連・ドイツにだまされた
鈴木荘一 著
ISBN 978-4-585-22271-2 Cコード 0020
刊行年月 2020年3月 判型・製本 新書判・並製 200 頁
キーワード 戦争,日本史,昭和,近代

定価:990円
(本体 900円) ポイント:27pt

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書籍の詳細
石原莞爾ら陸軍参謀本部の早期和平論こそが太平洋戦争を避ける正しい選択だった

第一次世界大戦に敗れたドイツは、再軍備の外貨獲得のため蒋介石に膨大な武器輸出を行ったうえ、ドイツ軍事顧問団が蒋介石軍五万人を指揮して昭和十二年八月十三日に上海で、日本軍五千人に奇襲総攻撃を仕掛けた。

 

 

目次
第一章 満州事変を影で推進した永田鉄山     
第二章 陸軍統制派永田鉄山の支那一撃論
第三章 対支不戦論の皇道派が二・二六事件で壊滅
第四章 盧溝橋事件における日本陸軍の不拡大方針
第五章 ドイツが仕組んだ日中戦争       
第六章 日中戦争への深入り
第七章 重囲におちた日本
第八章 日独伊三国同盟という最悪の選択
第九章 東條陸相が支那撤兵を拒否して日米開戦
プロフィール

鈴木荘一(すずき・そういち)
近代史研究家。昭和23年生まれ。昭和46年東京大学経済学部卒業後、日本興業銀行にて審査、産業調査、融資、資金業務などに携わる。とくに企業審査、経済・産業調査に詳しく、その的確な分析力には定評がある。平成13年日本興業銀行を退社し、以後歴史研究に専念、「幕末史を見直す会」代表として、現代政治経済と歴史の融合的な研究や執筆活動などを行っている。
主な著書に、『明治維新の正体』(毎日ワンズ)、『日露戦争と日本人』(かんき出版)、『日本征服を狙ったアメリカのオレンジ計画と大正天皇』(かんき出版)、『アメリカの罠に嵌った太平洋戦争』(自由社)、『究極の敗戦利得者日本外務省が隠蔽する 満州建国の真実―軍事の天才石原莞爾の野望と挫折』『日中戦争はスターリンが仕組んだ』『幕末会津藩 松平容保の慟哭』『幕末の天才 徳川慶喜の孤独』『それでも東條英機は太平洋戦争を選んだ』『陸軍の横暴と闘った 西園寺公望の失意』『昭和の宰相 近衛文麿の悲劇』『雪の二・二六 最大の反戦勢力は粛清された』(勉誠出版)など。

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