立松和平全小説1
セイシュンノカガヤキ

青春の輝き

立松和平 著
ISBN 978-4-585-01269-6 Cコード 0393
刊行年月 2009年12月 判型・製本 A5判・上製 392 頁
キーワード

定価:4,950円
(本体 4,500円) ポイント:135pt

 品切 
【立松和平全小説】
作家活動の核心である全小説73作品を集成。
はじめて書かれた小説「溜息まじりの死者」、文壇デビュー作「途方にくれて」など、最初期の作品を収録。
つねに時代とともに歩み、真摯な視線で現代を見つめ続ける立松文学の原形質がここにある。

書評掲載

「東京新聞」(2010年1月17日)〈読書欄〉にて紹介されました。
「図書新聞」(2009.11.7 2940号) にて、大きく掲載されました。
「週刊読書人」(2010/2/19)1面・2面にて大きく取り上げられました。

書籍の詳細

幼い頃の過ちで弟を失明させてしまった自責の念から、僕はひとり、郷里を離れた。久しぶりに帰郷した僕と弟は
かすかな交流をもつが、僕の決断は、兄弟を結びつけると同時に、思いもよらぬ死を招いてしまう…

60年代末の〈政治の季節〉を背景に、希望のない未来への震えを描く処女作「溜息まじりの死者」(『つつしみ深く未来へ』所収)のほか、ベトナム戦争下、沖縄のナイトクラブで働いた体験を描く文壇デビュー作「途方にくれて」(『途方にくれて』所収)など、最初期の作品を収録。立松文学の原形質がここにある。

 

 

目次
途方にくれて
ブリキの北回帰線
つつしみ深く未来へ

振り返れば私がいる
解説・解題

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