サナダユキヒロテントリヒャクイン ホンコクトカイダイ

真田幸弘点取百韻 翻刻と解題

玉城司・小幡伍 編著
ISBN 978-4-585-29204-3 Cコード 3095
刊行年月 2021年2月 判型・製本 A5判・上製 308 頁
キーワード 詩歌,江戸,近世

定価:9,900円
(本体 9,000円) ポイント:270pt

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書籍の詳細
江戸時代語の宝庫、大名の点取俳諧を翻刻した資料集

真田宝物館(長野市松代町)が収蔵する松代藩第六代藩主・真田幸弘(菊貫)が同座した点取俳諧資料集『菊の分根』の百韻・五十八巻を原本に忠実に翻刻。詳細な解題・ 解説を附す。武家と庶民の身分を越えた交流の様相を知ることができ、俳諧研究のみならず、江戸時代語を研究する国語学や、地方と中央を結ぶ歴史学、俳句に詠みこまれた風俗研究等の発展に大きく寄与する一書。

 

 

目次
カラー口絵
凡 例

翻 刻
第1冊
(一) 植た手の   宝暦十三年九月二十九日
(二) 瀧守の    宝暦十三年十月十日
(三) 居酒屋に   宝暦十三年十月二十九日
(四) 四季の内に  宝暦十三年十一月
(五) 四季の内に  宝暦十三年十一月十七日
(六) 四季のうちに 宝暦十三年十一月二十二日
(七) 蝶は夢    宝暦十三年十二月
(八) 梅一木    宝暦十四年一月三十日
(九) 梅一木    宝暦十四年二月四日
(一〇) 青柳は    宝暦十四年二月
(一一) 色こその   宝暦十四年三月十一日
(一二) 青簾     宝暦十四年五月二十九日
(一三) 笠とるや   宝暦十四年(明和元年)夏
(一四) 手拭に    明和元年六月中旬
(一五) 笠取るや   明和元年六月五日
(一六) 鶏頭は    明和元年八月二十四日

第2冊
(一七) 初冬や    明和元年十月十三日
(一八) 畠とは    明和元年十月十六日
(一九) 百年の    明和元年十月十三日
(二〇) 初雪や    明和元年十一月
(二一) 降れ霰    明和元年冬
(二二) あれ聞けと  明和元年冬
(二三) 砂書を    明和元年十二月二十九日
(二四) 穴の明く   明和二年一月
(二五) うくゐすの  明和二年一月
(二六) 咲ふかと   明和二年四月十九日
(二七) 暮惜しむ   明和二年八月

第3冊
(二八) 誰か為そ   明和九年七月二十二日
(二九) 初秋や    明和九年八月
(三〇) 根を分ける  明和九年八月
(三一) 残る蚊を   明和九年八月中
(三二) 蜑は子に   明和九年八月二十一日
(三三) 放したる   明和九年八月中
(三四) 草の戸や   明和九年八月中
(三五) 振さくる   明和九年九月十二日
(三六) 柿に六ツ   明和九年九月上旬
(三七) 十六夜も   明和九年九月二十日
(三八) むかし聞ケ  明和九年九月二十五日
(三九) されはこそ  安永元年十一月二十九日
(四〇) 磯くさき   安永元年十二月十六日
(四一) しみくと  安永元年十二月十四日
(四二) 横乗の    安永元年十一月十六日

第4冊
(四三) 口切や    安永元年十二月三日
(四四) 息才を    安永元年十一月二十七日
(四五) 水仙の    安永元年十二月吉日
(四六) いや応は   安永元年十二月二十六日
(四七) 一片の    安永元年十一月中
(四八) 口切や    安永元年十一月二十五日
(四九) 水仙は    安永元年十二月十五日
(五〇) 水仙の    安永元年十二月二十五日
(五一) 一ツ宛    安永二年一月十一日
(五二) 四季のうちに 安永二年一月八日
(五三) 思わすも   安永二年一月十五日
(五四) 水にすむ   安永二年二月五日
(五五) 若菜野や   安永二年二月中
(五六) 方円の    安永二年二月十四日
(五七) 水に住む   安永二年二月二十日
(五八) 方円の    安永二年二月二十日

解題・解説
 解題〈全体〉
 解題〈冊子ごと〉
 解説

付表 明和・安永初期「菊の分根」一覧
あとがき
プロフィール

玉城司(たまき・つかさ)
1953年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修了。上田女子短期大学特任教授。清泉女子大学人文科学研究所客員所員。専門は近世俳諧史。
主な著書に、『蕪村句集』(角川ソフィア文庫、2011年)、『一茶句集』(同2013年)、共編著に、『元禄名家句集略注 上嶋鬼貫篇』(新典社、2021 年)などがある。

小幡伍(おばた・あつむ)
1936年生まれ。信州大学教育学部卒業。長野県下で高校英語教諭。専門は英語教育。退職後、長野高専、長野県警察学校などで英語、郷土史、教養講座などの講師を勤める。
主な著書に、『松代歴史散策』(鬼灯書籍、2009 年)、『続・松代歴史散策』(龍鳳書房、2017 年)、共編著に『松代見て歩き』(真田宝物館、2002 年)、『真田宝物館への招待』(同、2003 年)、『松代城ものがたり』(同、2004 年)などがある。

書評・関連書等

★書評・紹介★
「信濃毎日新聞」(2021年4月20日)に、著者インタビュー記事が掲載されました。

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