ヘミングウェイの遺作
ヘミングウェイノイサク

ヘミングウェイの遺作

自伝への希求と〈編纂された〉テクスト
フェアバンクス香織 著
その最晩年、〈彼〉は私たちのイメージする〈作家ヘミングウェイ〉ではなかった
ISBN 978-4-585-29091-9 Cコード 3098
刊行年月 2015年3月 判型・製本 四六判・上製 352 頁
キーワード 評論,近現代

定価:3,960円
(本体 3,600円) ポイント:108pt

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    書詳細

    老いと病と衰えに苦しみながらも、ノーベル賞受賞後にもう一花咲かせようとした〈作家ヘミングウェイ〉。
    晩年の作品群の変更過程をオリジナル原稿の修正痕から丁寧に辿り、〈彼〉が発信あるいは隠蔽しようとした多層的な〈ヘミングウェイ〉を明らかにする。
    老いゆく作家が第二次大戦後に抱いた壮大な構想、「陸・海・空三部作」とは何だったのか。

     

     

    目次
    序章
    目次
    年譜
    第1章 ヘミングウェイと「ヘミングウェイ」の分岐点―1940年代以降の人生と作品 
    第2章 『海流の中の島々』
    第3章 『エデンの園』/「最後の良き故郷」
    第4章 『夜明けの真実』/『キリマンジャロの麓で』
    第5章 第二次世界大戦を題材にした生前未出版の短編
    第6章 『移動祝祭日』/『移動祝祭日―修復版』
    第7章 『危険な夏』
    終章 ヘミングウェイ自伝の諸相――キュビズム、パリへの追憶、そして死の予兆
    索引
    プロフィール

    フェアバンクス香織(ふぇあばんくす・かおり)
    文京学院大学准教授。早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。学術博士(早稲田大学、2010年)。専門はアメリカ文学、ヘミングウェイ研究。
    著書に『ヘミングウェイ大事典』(共著、勉誠出版、2012年)、「最期のラブレター―ショーン版『移動祝祭日』が開示したハドリーへのメッセージ」『アーネスト・ヘミングウェイ―二十一世紀から読む作家の地平』(共著、臨川書店、2011年)、「ヘミングウェイの鞄―キューバ・ハバナ」『PAPAS』第36号(共著、株式会社ビービー、2008年)。

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