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日清・日露戦争以来の「伝統的アジア学」と太平洋戦争期の「新アジア学」の相克と変遷をたどり、戦後の企業の海外展開と国際化のなかで変化していった日本人の対アジア意識を探る。
小林英夫(こばやし・ひでお)1943年東京生まれ。東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。早稲田大学アジア太平洋研究センター教授。専攻は日本近現代史、植民地史、アジア経済論。著書に、『「大東亜共栄圏」の形成と崩壊』『戦後日本資本主義と「東アジア経済圏」』『昭和ファシストの群像』『日本軍政下のアジア』『「日本株式会社」を創った男』『戦後アジアと日本企業』『満鉄調査部』『日中戦争』『BRICsの底力』『〈満洲〉の歴史』『ノモンハン事件』ほか。共編著に『日本20世紀館』『満鉄調査部事件の真相』『検閲された手紙が語る満洲国の実態』『20世紀年表』『戦後史年表』ほか。
「図書新聞」(2012年11月24日)にて、本書の書評が掲載されました。(評者:皆川勤(評論家))