シンショウギタイセンシ

新彰義隊戦史

附・「彰義隊名鑑」「彰義隊文書」
大藏八郞 編
ISBN 978-4-585-22285-9 Cコード 1021
刊行年月 2020年10月 判型・製本 B5判・上製 666 頁
キーワード 日本史,明治,幕末,近代,近世

定価:7,700円
(本体 7,000円) ポイント:210pt

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書籍の詳細
彰義隊史不朽の金字塔とされる山埼有信『彰義隊戦史』から百余年。
後世に残る史書とすべく子孫、研究者22名が参加。新知見を加え、写真、図版200点余を駆使して彰義隊を可視化した永久版!

慶応四年(1868)5月の上野戦争で、江戸の全市民から熱狂的エールを受けながら、新政府軍のアームストロング砲の前に一日で敗退したと片づけられてきた彰義隊。
徳川王朝の滅亡に際し、恭順を拒み、西から侵攻した新政府軍に剣をとって立ち向かい義に殉じた江戸の幕臣、譜代藩臣には10代の御曹司も混じってはいたが、組織、装備ともに整った佐幕連合軍で、伝えられるような烏合の衆ではなかった。明治期のマスメディアで「幕末の花」と謳われるも、その後長きにわたり官軍史観によって幕末維新史の彼方に葬り去られ栄誉を奪われた。
彰義隊の歴史、隊士、縁者の人間像、そして映画・演劇・絵画への波及などを幅広く紹介。さらに生存隊士と子孫の証言や一次史料、関連資料を解析し事実と照合。その実態と全貌に迫る待望の書!

 

 

目次
序 土田健次郎

はじめに

第一部 彰義隊の歴史
第一章 彰義隊の予備知識
1 略史と編成
2 支援の部隊
3 構成と経過
4 英文の説明 The Shogitai & The Battle of Ueno
5 武士と幕臣
6 思想と感情
7 史観の対立
8 戦争の報道
第二章 上野戦争の実際
1 隊士の服装
2 両軍の配置(持口割)
3 戦争の経過
4 敗因の分析
第三章 彰義隊の祭祀
1 遺体の収容
2 荼毘と法要
3 墓石の建立
4 百年の弔祭
5 奇譚と怪談

第二部 彰義隊の群像
第一章 彰義隊の人々
1 死者のうち一〇名
2 生者のうち三四名
3 縁者のうち六名
第二章 彰義隊の関係者
1 勝海舟に宛てた彰義隊士夫人木城由子の書状
2 山岡鉄舟と覚王院義観との論争の真実
3 福沢諭吉の「痩せ我慢武士道」と彰義隊の大義
4 葛飾北斎と江戸の四景
5 上野松坂屋と江戸市民の体験した上野戦争
6 「ほ組」の鳶頭・榎本某―柳橋を救った男伊達
7 臼井勢以子―ホセ・リサールの慕った麗人

第三部 彰義隊の波及
第一章 彰義隊と江戸文化
1 長唄―岡安喜代八
2 川柳―内田博柳
3 武芸―鍬海政雲
4 薩摩琵琶歌―池辺義象
5 画像―石版画・錦絵
6 上野高校校歌―藤村作
7 漫画と歌謡
第二章 彰義隊とドラマ
1 歌舞伎「皐月晴上野朝風」
2 歌舞伎「将軍江戸を去る」
3 岡本綺堂の「権十郎の芝居」
4 演劇「振武軍」
5 映画『一殺多生剣』『ラスト・サムライ』『合葬』

第四部 彰義隊の諸相―シンポジウムのパネリスト意見
1 寛永寺碑記―明治政府による検閲の実態 浦井正明
2 薩摩から見た彰義隊 桐野作人
3 彰義隊の若者たち―映画『合葬』の制作意図 小林達夫
4 彰義隊の心意気 星亮一
5 彰義隊遺聞 森まゆみ
6 諷刺錦絵に描かれた彰義隊 森田健司
7 長州から見た彰義隊 山本栄一郎
8 彰義隊の武士道 山本博文

第五部 彰義隊の蝦夷―箱館戦争彰義隊戦記

おわりに

付録1 彰義隊名鑑(四七二名)
付録2 彰義隊文書(二〇七点)
プロフィール

大藏八郞(おおくら・はちろう)
昭和24年(1949)生。東京大学法学部卒業後、東洋エンジニアリング(株)で法務、知的財産、ライセンス等担当。2000年(株)エフテックに転じカナダ、アメリカの現地法人勤務。2011年本社に帰任し法務グループ設立。エフテック退職後、私立大学講師(国際ビジネス講座)、全国中堅企業の海外進出支援。
現在、市川総合研究所代表理事、 (株)技研製作所法務顧問として活動する傍ら彰義隊子孫の会事務局、万延元年遣米使節子孫の会監事、柳営会会員として幕末明治維新史の研究に従事。2018年暮れに東大安田講堂で彰義隊の有識者8名をパネリストにシンポジウム「彰義隊の上野戦争―明治150年に考える」を主宰。
主な著作に、『知的財産権ハンドブック』(1987)、“Challenge of Japan- How to Introduce your Innovation to the Japanese Market?”(Finland: Otaniemi International Innovation Centre, 1998)など。

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