キンセイキヒャクショウノトチショユウイシキトソンラクキョウドウタイ

近世期百姓の土地所持意識と村落共同体

菅原一 著
ISBN 978-4-585-32019-7 Cコード 3021
刊行年月 2022年8月 判型・製本 A5判・上製 336 頁
キーワード 日本史,江戸,近世

定価:8,800円
(本体 8,000円) ポイント:240pt

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書籍の詳細

信州地域東部から北部における村落共同体・地主・小百姓の三者の関係性に着目して、「無年季的質地請戻し慣行」「直上納制」「村方騒動」という近世期固有の三つの事項を具体的に検討。
近世中後期の村落共同体の変容過程を明らかにする。

 

 

目次
序 章 本書の目的と構成
 第一節 前提となる研究動向
 第二節 北信・東信地域に関する研究について
 第三節 本書の視点と独自性
 第四節 論文構成と考察対象史料の概要

第一章 無年季的質地請戻し慣行と直上納制―信州上田藩領房山村丸山家を事例に―(上)
 はじめに
 第一節 房山村丸山家の概略
 第二節 丸山家の土地所持と集積
 第三節 丸山家の土地所持と直上納制

第二章 無年季的質地請戻し慣行と直上納制―信州上田藩領房山村丸山家を事例に―(下)
 第一節 房山村丸山家にみる直上納制
 第二節 兵九郎一件と直上納制
 第三節 丸山家と村落共同体
 第四節 総括
 おわりに

第三章 近世後期における直上納制と地主的土地所持―信州松代藩を事例として―
 はじめに
 第一節 松代藩における直上納制の規定
 第二節 松代藩における直上納制と地主的土地所持
 おわりに

第四章 近世中期の直上納制と土地所持秩序の変容―信州松代藩を事例として―
 はじめに
 第一節 小河原村における直上納制
 第二節 田中村浄福寺における直上納制
 第三節 近世中期の地押検地
 おわりに

第五章 近世中・後期信州における無年季的質地請戻し慣行の実態と展開―信州水内郡栗田村の高戻りを事例にして―
 はじめに
 第一節 考察対象と分析方法について
 第二節 栗田村内における土地所持の実態と高戻り
 おわりに

第六章 近世後期村方騒動における村落共同体の変容主体―無年季的質地請戻し慣行と関連付けて―
 はじめに
 第一節 栗田村と文化六年の村方騒動
 第二節 騒動当事者の背景
 第三節 「村政民主化」的動向と無年季的質地請戻し
 おわりに

第七章 近世後期小作出入における先規と新法―これからの展開のために―
 はじめに
 第一節 新保村と山田庄左衛門家
 第二節 文政三年の小作争論
 第三節 文政期の小作争論の特質
 おわりに

終 章 本書の総括と今後の課題
 第一節 各章の内容の整理
 第二節 研究史上の意義
 第三節 今後の課題

あとがき
初出一覧
主要文献目録
索 引
プロフィール

菅原 一(すがはら・はじめ)
1986年東京都葛飾区生まれ。2012年同志社大学文学文化史学科卒業。2014年学習院大学大学院人文科学研究科博士前期課程修了、博士。2020年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。現在、国文学研究資料館プロジェクト研究員。 主な論文に「天保三年宿・助郷助成金政策と幕藩体制の変容」(『日本歴史』第871号、2020年)、「天保期宿駅・助郷助成金政策の背景」(『史学雑誌』131編第3号、2022年)などがある。

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