キヨハラノブタカコウ ニホンショキショウ ホンブントケンキュウ

清原宣賢講「日本書紀抄」 本文と研究

小林千草 著
ISBN 978-4-585-03098-0 Cコード 3021
刊行年月 2003年3月 判型・製本 A5判・上製 352 頁
キーワード 上代

定価:11,000円
(本体 10,000円) ポイント:300pt

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書籍の詳細

初翻刻の両足院蔵『神代上下抄』本文が描き出す、豊かな室町時代語と、体系的で詳細な解説・研究篇のいざなう、広範な中世日本紀の世界。

 

 

目次
◎本文・校注篇
凡例
日本書紀巻第一 神代上導入部
 第一 三才開始段
 第二 七神化生段(七代化生段)
 第三 八洲起原段
 第四 万物造化段
 第五 瑞珠盟約段
 第六 宝鏡圓像段(宝鏡圖像段)
 第七 神剱奉天段
 第八 天下経営段(経営天下段)
日本書紀巻第二 神代下導入部
 第九 天孫降臨段(天孫降迹段)
 第十 兄弟易幸段
 第十一 神皇承運段

◎解説・研究篇
 清原宣賢系「日本書紀抄」総説と両足院蔵『神代上下抄』(本抄)の位置
 一 はじめに
 二 清原宣賢〈先抄本〉の成立と〈先抄本〉を手控とした講義
  二・一 〈先抄本〉の成立と〈先抄本〉「本文の部分」の性格
  二・二 〈先抄本〉「行間・余白注の部分」の性格
  二・三 〈先抄本〉の総合的性格および清原宣賢「中臣祓抄」の成立
  二・四 〈先抄本〉の原「付箋」と〈先抄本〉の異本群―〈寛永版本〉にふれて
  二・五 〈先抄本〉と〈纂疏〉
  二・六 〈先抄本〉に引用されなかった兼倶系諸抄
  二・七 〈先抄本〉をもとにした講義について
 三 清原宣賢〈後抄本〉の成立と〈後抄本〉を手控とした講義
  三・一 〈後抄本〉の奥書と講日記録
  三・二 〈先抄本〉と〈後抄本〉の相違点
  三・三 〈後抄本〉に引用された〈纂疏〉と聞書での様相
  三・四 〈後抄本〉に引用されなかった文献の講義での利用について
 四 清原宣賢講「日本書紀抄」について
  四・一 天文五年講本系
  四・二 神宮文庫蔵『日本紀抄』系
  四・三 古活字版日本書紀抄系
 五 両足院蔵『神代上下抄』(本抄)について
 六 おわりに
あとがき

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