ヒロシマパラドクス

ヒロシマ・パラドクス

戦後日本の反核と人道意識
根本雅也 著
ISBN 978-4-585-23063-2 Cコード 0030
刊行年月 2018年6月 判型・製本 四六判・上製 288 頁
キーワード 戦争,現代社会,社会学,近現代

定価:3,520円
(本体 3,200円) ポイント:96pt

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書籍の詳細
原爆は、どこに落ちたのか?

広島への原爆投下が、人類すべての過ちとなり、普遍化されていく歴史的・社会的背景を追う。
沈黙を強いる静かな祈りや、自明視される経験の継承の背後で見えなくなっていた、原爆体験者ひとりひとりの痛み、恐れ、悲しみ、そして怒りの声をすくいあげ、戦後日本のかかえる矛盾を問い直す。

 

 

目次
序 章 ヒロシマの普遍主義

第一部 創られたヒロシマ―普遍主義の力学
 第一章 占領と復興―普遍主義の誕生
 第二章 原水爆禁止運動と広島―人道主義と超政治的立場
 第三章 原水爆禁止運動の分裂と広島市行政―権力の拡大

第二部 遺産化する被爆体験―継承の力学
 第四章 被爆体験の遺産化―被災の資料と記録の運動
 第五章 継承の制度化―体験を語る活動と教育

第三部 生きている原爆―暴力の力学
 第六章 傷と痛み
 第七章 ホウシャノウが現れるとき
 第八章 死者とともに生きる

終 章 反原爆の立場―もうひとつの普遍主義

あとがき
引用文献
初出一覧
索 引
プロフィール

根本雅也(ねもと・まさや)
1979年生まれ。日本学術振興会特別研究員(PD)。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。
主な著書・論文に、「証言者になること―広島における被爆者の証言活動のメカニズム」(『日本オーラル・ヒストリー研究』第11号、日本オーラル・ヒストリー学会、2015年9月、pp.173-192)、「非政治的な価値をめぐる政治性―広島と人道主義」(足羽與志子・中野聡・吉田裕編『平和と和解―思想・経験・方法』旬報社、2015年、pp.145-175)、Story of Hiroshima: Life of an Atomic Bomb Survivor. Education About Asia. Association for Asian Studies. Vol. 20: 2 (Fall 2015). pp.53-57, 2015. などがある。

★受賞★
第7回日本平和学会平和研究奨励賞」(2019年6月21日付)

書評・関連書等

★書評・紹介★
「琉球新報」(2018年7月29日付)に書評が掲載されました。
 →評者:雑賀恵子(社会学者)
東京新聞」「中日新聞」(2018年8月5日付)に書評が掲載されました。
 →評者:田仲康博(国際基督教大学教授)
「山形新聞」「静岡新聞」(2018年8月5日付)に書評が掲載されました。
 →評者:雑賀恵子(社会学者)
「北日本新聞」(2018年8月5日付)に紹介文が掲載されました。
「朝日新聞」(2018年9月15日付)に書評が掲載されました。
 →評者:西崎文子(東京大学教授)
長崎新聞」(2018年10月9日付)に書評が掲載されました。
 →評者:山口響(長崎大学非常勤講師)
「長崎新聞」(2018年10月28日付)に書評が掲載されました。
 →評者:山田貴己(長崎新聞記者)
「現代社会学理論研究」13(2019年)に書評が掲載されました。
 →評者・奥村隆
『戦争社会学研究』3(2019年)に書評が掲載されました。
 →評者・山本昭宏
『日本オーラル・ヒストリー研究』15(2019年)に書評が掲載されました。
 →評者・山田富秋
「同時代史研究」第12号(2019年)に書評が掲載されました。
 →評者:上原こずえ(東京外国語大学)

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