カートは空です。
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幕末日本の政治が「開国」という問題に直面するなかで、国家の体制はいかに変容し、対応していったのか。「将軍―譜代門閥」体制の瓦解から国民国家の形成への転換を余儀なくされる、明治維新への胎動が始まった近世日本の状況を数多の諸史料や先行研究を渉猟し、政治・経済・思想・文化など総体的な視点から明らかにする画期的著作!
奥田晴樹(おくだ・はるき)1952年東京都に生まれる。1976年東京教育大学文学部史学科日本史学専攻卒業。1976年神奈川県立清水ヶ丘高等学校教諭。1983年神奈川県立湘南高等学校教諭。1996年金沢大学助教授、1998年同教授、2006年同附属高等学校長(兼任)。博士(史学)(中央大学大学院文学研究科)。現在は、立正大学文学部教授(2010年~)。主要著書に、『地租改正と地方制度』(山川出版社、1993年10月)、『日本の近代的土地所有』(弘文堂、2001年7月)、『立憲政体成立史の研究』(岩田書院、2004年3月)、『日本近世土地制度解体過程の研究』(弘文堂、2004年9月)、『明治国家と近代的土地所有』(同成社、2007年4月)、『地租改正と割地慣行』(岩田書院、2012年10月)、『維新と開化』日本近代の歴史①(吉川弘文館、2016年10月)がある。
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