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『史記』に於ける中国古代王朝史の特質

付 戦国中山王国小史
高橋庸一郎 著
ISBN 978-4-585-03129-1 Cコード 3020
刊行年月 2005年3月 判型・製本 A5判・上製 344 頁
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定価:16,500円
(本体 15,000円) ポイント:450pt

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書籍の詳細

漢民族は祖先神を崇めてきた。祖先神は「神」ではない。あくまで今生きている人間につながっている、もう一つの世界の「人」であった。そしてまた、儒教は人と人との交わりの道を説いた教えであり、人と人以上のものの交わりをといたものでは決してない。
このように漢民族は意識の対象として常に「人」を頭に置いてきた。人以外を基盤とした考え方、ものの見方には心を傾けることはほとんどなかったように思われる。
本書は、中国最古の史書『史記』に注目することにより、こうした漢民族思考の原点を明らかにするものである。

 

 

目次
第一章 「史記」と古代帝王(『史記』の成立/三帝と神格/堯舜と神話)
第二章 夏后氏禹の系譜(「夏本紀」と禹と先秦諸儒の書/『筍子』にみる禹/『左傅』にみる禹/『國語』にみる禹/先秦文献と禹/禹伝承の流れ)
第三章 「夏本紀」の特質(「夏本紀」の構成/九州の位置/統治と地理認識/『史記』と九州)
第四章 「殷本紀」の構成(「殷本紀」の構成/簡狄について)
第五章 殷の貞人と周王朝―「●」貞人達の系譜(漢字という文字/卜辞と断代/卜辞と貞人(占卜職能者)/「●」を用いる貞人達/「●」を用いた殷代末期の甲骨文/「●」を用いた周代彝器銘文/「●」の貞人の系譜)
第六章 ●文化の周への継承
第七章 「秦本紀」文公以前の特質
第八章 中国の古代誓文と『候馬盟書』
第九章 『詩經』詩と土地賛歌(『文選』と京都賦/都市賛歌の源初/『詩經』にみる都市賛歌)
第十章 中国古代認識としての静と動(中国の歴史的情況描写)

中国古代王朝簡易年表
引用・参考文献

付録 戦国中山王国小史(戦国中山王国小史年表/戦国中山王国時代の概略地図)

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