アジア遊学136
カンキョウトレキシガク

環境と歴史学

歴史研究の新地平
水島司 編
歴史研究において<環境>を扱うとき、どのようなアプローチが可能であるか。
ISBN 978-4-585-22602-4 Cコード 1320
刊行年月 2010年9月 判型・製本 A5判・並製 240 頁
キーワード

定価:2,640円
(本体 2,400円) ポイント:72pt

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書詳細

歴史研究の中に環境変動という視点を取り込んだ場合に、従来の歴史解釈に
どのような広がりを与えるのか。また、どのような問題が明らかになるのか。
日本から、アジア、アフリカ、ヨーロッパ地域にまで視点を広げ、
歴史学、考古学、地理学、環境史、民俗学など異分野の研究者が最新の研究成果を問う。

 

 

目次
序 環境と歴史学水島 司

第一部 環境と歴史学へのアプローチ

地球環境問題にみる歴史学と自然科学の融合佐藤洋一郎
歴史学と自然科学―始皇帝陵の自然環境の復元鶴間和幸
環境と人間の生活の通時的かかわり―中国海南島の事例より梅昌裕
中国における環境史研究の可能性―生業技術からみるミクロな人間―環境系卯田宗平
環境史・災害史研究と考古学宮瀧交二
近年における歴史生態学の展開―世界最大の熱帯林アマゾンと人池谷和信
環境歴史学の可能性飯沼賢司
歴史のなかの環境とコモンズ―日本のサケの資源利用菅 豊
史料解釈と環境意識の「発見」をめぐって―中世イタリア都市の場合徳橋 曜
ドイツの歴史学と「環境史」―ヨアヒム・ラートカウ『自然と権力―環境の世界史』を例に森田直子

第二部 環境と地域史

生態環境史の視点による地域史の再構築―生物多様性の歴史的変化研究のための史料について上田 信
雲南地域住民の天然資源保護・管理―十八世紀後半〜十九世紀前半の元江流域・メコン河上流域を事例としてクリスチャン・ダニエルス
ナイルをめぐる神話と歴史加藤 博
地中海性気候と砂漠の遺跡―エジプトの伝統社会と新興文化の広がり長谷川奏
偽バナナは消えたのか―北部エチオピアの栽培植物をめぐる歴史学的考察石川博樹
気候変動とオスマン朝―「小氷期」における気候の寒冷化を中心に澤井一彰
棚田と水資源を活用した楠木正成海老澤衷
環境史からみた中世の開始と終焉高橋 学
神仏習合と自然環境―言説・心性・実体北條勝貴
東南アジアにおける森林管理をめぐる環境史田中耕司
南アジアの〈環境―農耕〉系の歴史展開応地利明
南インドの環境と農村社会の長期変動 水島 司
イギリス鉱物資源史の視角―環境の資源化・資源連鎖・共有ルールの論点から水井万里子

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