メキシコノユクエ

メキシコのゆくえ

国家を超える先住民たち
黒田悦子 著
ISBN 978-4-585-23019-9 Cコード 1039
刊行年月 2013年8月 判型・製本 四六判・上製 256 頁
キーワード 文化史,社会学,民族学,世界史

定価:3,520円
(本体 3,200円) ポイント:96pt

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書籍の詳細
「複数文化構成」を掲げる国家の光と影

先住民、移民、メキシコ系アメリカ人といった周縁的人びとが創り出すトランスナショナルな文化空間。
宗教対立、民族自治運動、移動を視座の中心に据え、ローカル、ナショナル、グローバルな状況がせめぎあうメキシコの姿から、これからの国家と国民のありかたを問う。

 

 

目次
はじめに
第1章 国家の先住民統合政策―国立先住民庁(一九四八―二〇〇三年)を中心に
第2章 国勢調査と国立人類学博物館
第3章 グローバル化時代の先住民社会の変容―ミヘの例
第4章 カトリック教会の布教とプロテスタントの挑戦―ミヘの例
第5章 民族の運動―先住民運動に参加するまでのミヘの遠い道のり
第6章 先住民の移動とローカルな共同体・地域の変革の可能性―オアハカ州のトランスボーダーとトランスナショナルな移動の例から
第7章 トランスナショナル文化共同体へ―メキシコ人の移動がもたらすもの
あとがき
プロフィール

黒田悦子(くろだ・えつこ)
東京大学大学院社会学研究科博士課程単位修得退学。社会学博士。専攻は文化人類学。国立民族学博物館助教授、教授、甲南女子大学教授を経て、現在、国立民族学博物館・総合研究大学院大学名誉教授。
1999年度、大同生命地域研究奨励賞受賞。
メキシコ、スペイン、アメリカ合衆国、カナダなどにて調査研究に従事。
著書に『フィエスタ―中米の祭りと芸能』(平凡社、1988年)、『スペインの民俗文化』(平凡社選書、1991年)、『先住民ミヘの静かな変容―メキシコで考える』(朝日選書、1996年(オンデマンド版2003年))、『メキシコ系アメリカ人―越境した生活者』(国立民族学博物館研究叢書第二巻、2000年)、編著に『民族の出会うかたち』(朝日選書、1994年)、『民族の運動と指導者たち―歴史のなかの人びと』(山川出版社、2002年)、共編著に『儀礼―文化と形式的行動』(東京大学出版会、1988年)、『中米・カリブ海、南米』(「講座 世界の先住民族」8、明石書店、2007年)がある。

書評・関連書等

「ラテンアメリカレポート」(2013 VOL.30 NO.2)にて、本書の紹介文が掲載されました。

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