カートは空です。
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開国によって世界へ門戸を開き、欧米から多くの外国人が日本を訪れた十九世紀。西洋からの文明がもたらされると同時に、それまで自覚されてこなかった多くの日本の価値もまた彼らによって発見された。本書では、ヘボンやウェイリー、フェノロサ、シーボルトなど、人文学の分野で功績を残した十六人の外国人に着目。近代化の過程において「他者」から日本へと注がれたまなざしと出会う。
石井正己(いしい・まさみ)東京学芸大学教授、一橋大学大学院連携教授。専門は日本文学・民俗学。最近の著著に『柳田国男 遠野物語』(NHK出版、201年)、『ビジュアル版 日本の昔話百科』(河出書房新社、2016年)、『昔話の読み方伝え方を考える』(三弥井書店、2017年)、編著に『博物館という装置』(勉誠出版、2016年)、『現代に生きる妖怪たち』(三弥井書店、2017年)がある。
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