キンセイゴウショウゴウノウノイエケイエイトショモツジュヨウ

近世豪商・豪農の〈家〉経営と書物受容

北奥地域の事例研究
鈴木淳世 著
ISBN 978-4-585-22265-1 Cコード 3021
刊行年月 2020年2月 判型・製本 A5判・上製 480 頁
キーワード 出版,文化史,思想,日本史,江戸,近世

定価:11,000円
(本体 10,000円) ポイント:300pt

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書籍の詳細
「知」はどのように彼らの行動を規定したか―

19世紀前半、相次ぐ飢饉や財政窮乏などの社会状況の変化に対し、中間層である豪商・豪農たちはどのように対応していったのか。
北奥・八戸藩において対照的な行動をなした二人の人物を取り上げ、その行動の背景にある思想の形成過程を蔵書体系や書物受容から探り、村・町などの共同体との共生において「知」がどのように関わっていたのかを鮮やかに描き出す。

 

 

目次
まえがき

序 章 本書の課題
  はじめに
  第一節 研究史整理
  第二節 本書の課題
  第三節 八戸藩の概要

第一章 淵沢定啓の蔵書形成
  はじめに
  第一節 軽米町淵沢家の概要
  第二節 淵沢定啓の蔵書形成
  第三節 『四書示蒙句解』抜書の特徴
  おわりに

第二章 淵沢定啓の書物受容
  はじめに
  第一節 天保期の書物受容
  第二節 弘化・嘉永期の書物受容
  第三節 安政期の書物受容
  おわりに

第三章 淵沢定啓の経営思想
  はじめに
  第一節 淵沢家経営の概況
  第二節 「国産」政策への関与の影響
  第三節 飢民救済活動の責務
  おわりに

第四章 淵沢定啓の鉄山支配
  はじめに
  第一節 「鉄山支配人」の性格
  第二節 「鉄山支配人」の経営
  おわりに

第五章 石橋憲勝の経営思想
  はじめに
  第一節 寛延・宝暦飢饉の影響
  第二節 石橋憲勝の飢饉対策
  第三節 石橋憲勝の書物受容
  おわりに

第六章 八戸藩領の書物流通
  はじめに
  第一節 「大仲間」の概要
  第二節 「大仲間」以外の活動
  第三節 「書物仲間」の影響
  おわりに

終 章 本書の成果と今後の課題
  はじめに
  第一節 北奥地域の《地域性》
  第二節 十九世紀前半の《時代性》
  第三節 益軒研究に関する論点
  おわりに

あとがき
初出一覧
索 引
プロフィール

鈴木淳世(すずき・よしとき)
1983年岩手県北上市生まれ。2009年岩手大学人文社会学部環境科学過程卒業。2011年一橋大学院社会学研究科修士課程修。2016年一橋大学院社会学研究科博士後期課程修了。現在、一橋大学院社会学研究科特任講師・博士(社会学)。
主な論文に、「十九世紀前半における「鉄山支配人」の性格―八戸藩領「中間層」の場合」(『一橋社会科学』5、2013年)、「近世後期八戸藩の豪農による書物受容の特質―淵沢円右衛門定啓の場合」(『歴史』122、2014年)、「近世中期城下町商人の経営思想―八戸城下・石橋徳右衛門憲勝の場合」(『人民の歴史学』202、2014年)などがある。

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