カートは空です。
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古来、人びとはより良い生き方を求め、より広い世界へとつながっていくために、さまざまな文化や知識と触れ合い、まじりあう中で社会とその規範を作り上げてきた。奈良時代以前から現代にいたるまで、日本人が「人としてどう生きるか」を模索してきた歴史を、日本由来の文化である〈和〉、中国由来の文化である〈漢〉、そして欧米由来の文化である〈洋〉の交錯の中から描き出す画期的な一冊。
鈴木健一(すずき・けんいち)1960年、東京生。1983年、東京大学文学部卒業。1988年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、学習院大学文学部教授。主要著書『江戸詩歌史の構想』『古典詩歌入門』『古典注釈入門 歴史と技法』『不忍池ものがたり 江戸から東京へ』『近代「国文学」の肖像 佐佐木信綱』『近世文学史論 古典知の継承と展開』(以上、岩波書店)、『知ってる古文の知らない魅力』『江戸諸國四十七景 名所絵を旅する』『天皇と和歌 国見と儀礼の一五〇〇年』(以上、講談社)、『近世堂上歌壇の研究』『江戸古典学の論』(以上、汲古書院)、『江戸詩歌の空間』『伊勢物語の江戸』(以上、森話社)、『林羅山年譜稿』(ぺりかん社)、『風流 江戸の蕎麦』(中央公論新社)、『日本評伝選 林羅山』(ミネルヴァ書房)、『日本漢詩への招待』(東京堂出版)、『日本近世文学史』(三弥井書店)