センソウラジオキオク

戦争・ラジオ・記憶

貴志俊彦・川島真・孫安石 編
ISBN 978-4-585-05350-7 Cコード 0021
刊行年月 2006年3月 判型・製本 A5判・上製 360 頁
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定価:3,850円
(本体 3,500円) ポイント:105pt

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書籍の詳細

世界を一変させたラジオメディア 二十世紀はラジオの時代 東アジアの電波戦争を読みとく
ラジオ草創期の始まり、権力がラジオをつかっていかに大衆をコントロールしたか、ラジオと社会・文化とはどう関わっているか、戦前から戦後まで各国各地域の状況を踏まえて明らかにし、新しいメディア論の分野を開拓する。ラジオ文化を知るための基本書、今後の研究のための資料を紹介し、メディア論入門者から研究者まで幅広い層の知識欲に応える。

 

 

目次
序言 
「音」を伝える装置としてのラジオ 貴志俊彦・川島真・孫安石

第I部 戦争とラジオ
第一章 ラジオ文明とファシスト的公共性 佐藤卓己
第二章 天皇報道とラジオ――「玉音」から「天皇の声」へ 竹山昭子
第三章 東アジアにおける「電波戦争」の諸相 貴志俊彦
第四章 日中戦争と上海の日本語放送 孫 安 石
第五章 中国奥地の日本人捕虜と日本語放送 貴志俊彦
第六章 中華民国の「抗戦教育」とラジオ・映画 貴志俊彦

第II部 ラジオと「帝国」
第一章 満洲国とラジオ 川島 真
第二章 ラジオ放送と植民地台湾の大衆文化 李 承 機
第三章 植民地時期朝鮮におけるラジオ放送の出現と聴取者 金 栄 熙
第四章 朝鮮でラジオは何を教えたのか
 ――ラジオを利用した「国語」教育 上田崇仁
第五章 戦後台湾の対外ラジオ放送政策 川島 真
第六章 ソ連軍占領期北朝鮮におけるラジオの成立
 ――一九四五〜一九四八年 小林聡明

第III部 ラジオ研究著作シリーズ――自著・他著を語る
『現代日本メディア史の研究』 津金澤聰廣
『ブラック・プロパガンダ――謀略のラジオ』 山本武利
『史料が語る太平洋戦争下の放送』 竹山昭子
『声の資本主義――電話・ラジオ・蓄音機の社会史』 吉見俊哉
『20世紀放送史――資料編』 太田昌宏
『ピース・トーク――日米電波戦争』 北山節郎
『もうひとつの昭和――NHK外国放送受信部の人々』 香取俊介
『声の祝祭――日本近代詩と戦争』 坪井秀人
『ラジオ体操の誕生』 黒田 勇
『英語講座の誕生――メディアと教育が出会う近代日本』 山口 誠
『中国広播電視通史』 村井寛志
『ラジオ黄金時代――アメリカのニュース解説者たち』 土屋由香
『戦争とラジオ――BBC時代』 須藤瑞代

第IV部 ラジオ研究のための資料紹介
NHK放送博物館 中田 薫
逓信総合博物館 石川 研
外務省外交史料館 孫 安 石
防衛庁防衛研究所史料室 孫 安 石
国史館・党史館(台湾) 川島 真
吉林省档案館 野村優夫
中国第二歴史档案館 貴志俊彦
上海市档案館 孫 安 石
北京市档案館 貴志俊彦

東アジア・ラジオ関連年表 佐藤 淳

文献リスト/図版一覧/あとがき/執筆者紹介
書評・関連書等

朝日新聞社「論座」2006年7月号に書評が掲載されました。
吉川弘文館「日本歴史」第710号(2007.7)「書評と紹介」欄に詳細な書評が掲載されました(評者:水野剛也)

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◆訂正表
『戦争・ラジオ・記憶』訂正表(pdfファイル)

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