ブンカザイガクノコウソウ

文化財学の構想

三輪嘉六 編
ISBN 978-4-585-03097-3 Cコード
刊行年月 2003年3月 判型・製本 四六判・上製 190 頁
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定価:2,970円
(本体 2,700円) ポイント:81pt

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書籍の詳細

悠久の時を隔て、これまで守り伝えられてきた先祖伝来の国民財産・文化財は、自分たちの歴史や文化を正しく理解してゆくために欠かせないものである。
和紙・彫刻・建築・近代遺産など多岐にわたる文化財を、私たちはどう保存し、また活用していくべきか。
考古学、保存科学、美術史、建築史、日本史……個々の学問の枠を超え、衆知を合わせて文化財のための新たな学問「文化財学」を提唱する一冊。

 

 

目次
I はじめに
 シンポジウム開催にあたり■後藤祥子
 シンポジウム開催に寄せて■仲田順和
 文化財の保存と活用■三輪嘉六

II 研究報告
 一 和紙―その利用について―■湯山賢一
 二 和紙の修復と保存■岡岩太郎
 三 彫刻―主としてその活用について―■副島弘道
 四 彫刻修理の現状と仮題■奥健夫
 五 建築文化財の現在■藤井恵介
 六 建築文化財の活用■渡邊保弘

III 総合討論 文化財の保存・修理と活用の方向

IV 補論
 一 醍醐寺における文化財管理■長瀬福男
 二 中世寺院における「書様」と料紙―特に「強杉原」に注目して
 三 中世寺院にみる紙の利用について―「大乗院寺社雑事記」を通して■藤井雅子

編集後記

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