カートは空です。
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常に動いて留まることがない「行雲流水」の旅路を行き、「一期一会」の世をなにものにも束縛されずに自由に生きようとした山頭火。旅について詠まれた句、書かれた日記を詳細に検証し、詩魂と詩情に導かれた旅の軌跡を追う。山頭火の生涯は旅そのものであった。山頭火の生き様に影響を及ぼした俳人たちを紹介するとともに、旅を詠んだ名句を詳細に読み解く。
北影雄幸(きたかげ・ゆうこう)20代で、山頭火の句集『草木塔』に出会って大いに感銘し、その後40余年、折につけ山頭火の全句集、日記、随筆、書簡類に親しみ、現在に及ぶ。著書に『実録・風林火山―「甲陽軍鑑」の正しい読み方』(第25回日本文芸大賞・歴史文芸賞受賞)、『武士道基本用語事典』等々、武士道関係、軍記・特攻関係に多数あり。